考えられる対策をフルラインアップ、データベースへのアクセス制御を最重視
TISの提案
川島 康弘=TIS サービス&コミュニケーション事業部 サービス第3部 主査
出典:日経コミュニケーション 2010年7月号pp.52-53
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
Webサーバーなどを当社のデータセンターに移設するとともに、サーバーのフロントエンドでのセキュリティを強化した構成を提案する(表1)。さらにクレジットカード情報などの重要情報を管理するデータベース設置用に専用セグメントを設け、社内・社外のどちらからアクセスする場合でもファイアウォールを介するようにして、アクセス制御する(図1)。こうすることで、改正割賦販売法に対応すると同時に、内部からの情報流出にも備えたシステムを実現する。
表1●TISの提案内容
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図1●データベース用に別セグメントを設置
本社および社内ネットワークからローカルセグメントへの接続についても、ファイアウォール経由とし、接続制限を実施する。このほか、外部からのアクセスを受けるサーバーのフロントエンドのセキュリティを強化する。
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センターでは24時間体制でリソース監視、URLサービス監視、プロセス監視、メッセージ監視を実施し、攻撃やシステム障害に備える。
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