日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)の「企業IT動向調査2011」によると、「IT開発・運用のコスト削減」が、「IT部門がIT投資で解決したい中期的な経営課題」の第3位に入るなど、ITコスト削減に関する関心度が非常に高くなっている。経営層からのIT部門に対するコスト削減のプレッシャーも年々増している。

 しかし、IT部門がコスト削減に取り組む場合「どこにコストがかかりすぎているか?」「どこから手をつければよいか?」の見極めが非常に難しく、結局は場当たり的なコスト削減策にとどまり、長期的な視点でコストが最適化されていないケースは多い。

 そこでここでは、野村総合研究所(NRI)が持つコスト診断プログラムの簡易版として、ITコストの全体像を把握するうえで重要な10個の質問に答えていくことで、「ITコストに最適化の余地があるのかどうか」を簡易診断し、「どの分野で重点的にコスト削減の検討に取り組めばよいか」を提示する、自己診断プログラムをお届けしよう。ぜひ、チャレンジしてみて欲しい。

質問

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問1
運用要員が複数プロジェクトを掛け持ちしており、要員ひとり当たりでカバーすべきシステム規模が大きいため、過剰な負荷となり、システム品質の悪化を招いていると感じている。

YES
NO

問2
既存ベンダーとの付き合いが長く、RFPによるベンダー選定・調達を行っていない場合が多い。

YES
NO

問3
年間IT予算のうち、既存システム資産の維持保守に8割以上のコストが費やされている。

YES
NO

問4
既存システムの設計書が見当たらない、またはドキュメント化すらされておらず、アプリ改修を依頼すると時間がかかる。

YES
NO

問5
システム開発の8割以上を外部委託しており、自社のシステム部門で開発や保守をほとんど行っていない。

YES
NO

問6
IT投資の経営判断を行う際に、経営者を含めた投資判定会のような意思決定の場はなく、システム部門内に閉じて意思決定がなされている。

YES
NO

問7
資産上、プロジェクトのサーバー台数が100台以上存在しているが、どのように使われているか把握しきれていない。

YES
NO

問8
プロジェクトごとに採用しているミドルウエアやプログラミング言語が異なっており、システム部門が全プロジェクトの採用技術を把握、管理しきれていない。

YES
NO

問9
システムの障害件数が1日10件以上発生しており、都度、個別に対応を行っているため、システム部門の要員負荷が高く、日々、障害対応に時間をとられている。

YES
NO

問10
プロジェクトごと、またはベンダーごとに、システムを別々のデータセンターに設置して運用が行われている。

YES
NO




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