数多くのITソリューションから自社に合ったものを選択するためには、的確な情報収集が欠かせない。ベンダーが提供する製品/サービスの情報やメディアの紹介記事など、その情報源は実に様々だ。

 「市場全体を俯瞰した時には何が起きているのか?」を知ることも、自社の意思決定に大いに役立つ。そこで本連載では、ユーザー企業を対象とした調査データをもとに、賢いITソリューション選択を行うにはどのような点に留意すべきか?を解説していくことにする。

目次

  • 第46回 デスクトップ仮想化について今から考えておくべきこと

     少子高齢化などによって今後の日本は労働力人口が徐々に減少していく。そうした状況で生産性を維持するためには、大都市圏のオフィスに集中している「働く場所」を、自宅や地方まで拡大する取り組みが必要になる。その実現手段の一つがデスクトップ仮想化だ。今回はデスクトップ仮想化の活用状況について見ていくことにす…

  • 第45回 IaaS/ホスティング活用で担保しておくべきは「可逆性」

     サーバーをクラウド形態で利用するサービス(IaaSやホスティング)における主要ベンダー間の価格競争が激しくなっている。アマゾンデータサービスジャパン、日本マイクロソフト、日本アイ・ビー・エム、グーグルといったグローバル企業は競ってサービス価格を改定し続けており、ユーザー企業にとってはクラウド形態で…

  • 第44回:クラウド時代だからこそ押さえておきたいストレージ機器ニーズの最新動向

     「オンラインストレージサービス」が広まりつつある。しかし、業務アプリケーションのデータストアや社内の情報共有に欠かせないファイルサーバーなど、社内に設置するストレージ機器も依然として重要な役割を果たしている。今回は、クラウド時代を迎えて、改めてストレージ機器には何が求められているのか?という点につ…

  • 第43回:「地方におけるIT活用の活性化施策」と「テレワーク」の関係

     昨年頃から「テレワーク」に再び注目が集まっている。以前、大企業を中心としたパンデミック対策で話題に上ったこともあるが、昨今では政府や自治体が地方におけるIT活用を促進するうえで、重要な役割を担うものとして期待されている。今回は、テレワークと地方におけるIT活用の関連について、実際の調査データを交え…

  • 第42回:ビッグデータに取り組む前にユーザー企業がまずやっておくべきこと

     「ビッグデータというほど本格的なものでなくても、データをビジネスに活かす取り組みを始めてみたい」と考える中堅・中小企業は少なくない。そこで今回は「ビッグデータにつながる第一歩」とは何か?ということを、調査データを元に考察していくことにする。

  • 第41回:「クラウドマーケットプレイス」に求められる新たな進化

     ユーザー企業がSaaSを導入する際にすべきことは、「基盤をそろえる」ではなく「数多くのサービスから適切なものを選ぶ」になる。この手間や負担を軽減する取り組みとして登場したのが「クラウドマーケットプレイス」だ。このクラウドマーケットプレイスについて、ユーザー企業はどうとらえるべきだろうか。

  • 第40回:にいがた産業創造機構に学ぶ、ユーザーと地場IT企業との新しい関係

     IT活用と地域性という話題になると、「地方の中堅・中小企業におけるIT活用は遅れている」という前提から話が始まることが多い。だが、本当にそれほど顕著な差があるのだろうか。 まずは調査データを元に全体像を俯瞰してみよう。

  • 第39回:経営課題とIT活用のギャップを埋める「よろず支援拠点」の取り組み

     企業にとってITはあくまで道具であり、何らかの課題を解決するための手段である。しかし、「ITがもたらすメリット」と「企業が抱える課題」の間には依然として少なからぬギャップが存在する。このギャップをどう解消するかという難題への最新の取り組みの一つが、中小企業庁が各都道府県に一カ所ずつ開設している「よ…

  • 第38回:「マイナンバー制度」と「ストレスチェック義務化」にどう取り組むべきか?

     2015年にはユーザー企業の日常業務に大きな影響を及ぼす2つの新たな法制度の施行が予定されている。それが、「マイナンバー制度」と「ストレスチェック義務化」だ。そこで、今回はこれらの新たな法制度に向けて、ユーザー企業が取り組むべき事柄について考えていくことにする。

  • 第37回:ユーザー企業に信頼されるためにクラウドベンダーが取り組むべきこと

     前回は、ユーザー企業がクラウドに抱きがちな過剰な期待と、そこから生じる現実とのギャップをどう解消すべきか?について調査データを元に考察した。過剰な期待が生じる要因はユーザー企業側だけにあるのではなく、クラウドを提供する側が留意すべきポイントもある。そこで、今回は前回のテーマをさらに掘り下げる。

  • 第36回:いまだ残るクラウドへの期待と現実のギャップをどう埋めるべきか?

     昨今ではユーザー企業のクラウドへの抵抗感もだいぶ薄れてきた。とはいえ、クラウドが登場した当初にユーザー企業が抱いた漠然とした期待や不安が、いまだに普及を妨げている面もある。期待と現実のギャップをどう埋めていくべきか、考察した。

  • 第35回:中堅・中小企業における「ERPラッピング」の可能性を探る

     ERPは中堅・中小企業においても最も主要な業務システムの1つである。環境変化に即応するためには連携し統合された基幹系システムが求められる。これは、大企業に限らず、中堅・中小企業においても同じである。

  • 第34回:スマートフォンやタブレット導入の成功事例に共通する3つのポイント

     スマートフォンが一般消費者に広く普及し、大企業によるタブレットの活用事例も数多く目にするようになった。中堅・中小企業においても、スマートフォンやタブレットといった、いわゆる「スマートデバイス」を活用したビジネス展開に対する期待と関心は高い。

  • 第33回:残存するXP問題、「予算がない」「移行ができない」をどう解決するか?後編

     前回、残存XP問題への対策にあたって、現状維持の考え方を打破することが必要、と述べた。とは言え、長年使い続けたWindows XP上の業務システムを刷新することは容易ではない。場合によっては、セキュリティ面の安全を確保した上で既存の業務システムを使い続けるといった、「延命策」を講じる必要もあるかも…

  • 第32回:残存するXP問題、「予算がない」「移行ができない」をどう解決するか?前編

     去る2014年4月、Windows XPのサポートは完全に終了した。だが、ノークリサーチが1000を超えるユーザー企業を対象に調査した結果、年商500億円未満の中堅・中小企業に残存するWindows XP搭載PCの台数は、2014年4月時点で300万台に上ることが分かった。

  • 第31回:サーバー仮想化で「導入済み企業」が押さえるべき点、「未導入企業」が理解すべき点

     サーバー仮想化は本連載でも過去に何回か取り上げており、今日のIT活用における最も重要なテーマの1つである。特に2012年から2013年にかけて、その導入率は急速に増加した。だが、2013~2014年にかけての普及スピードは緩やかになりつつある。今回は新たな局面を迎えた中堅・中小企業におけるサーバー…

  • 第30回:ネットワーク周りの投資を考える上でおさえておきたい3つのポイント

     本連載で扱ってきたトピックに比べると、縁の下の力持ちのような、やや地味な印象だが、情報システム利用に欠かせないのが「ネットワーク」だ。今回はユーザー企業へのアンケート結果を元に、ネットワーク周りの投資に関するユーザー企業の動向と、今後ユーザー企業が留意すべきポイントを見ていこう。

  • 第29回:知っておいて損はない、IT投資をサポートする様々な支援制度

     早くも1年の4分の1が過ぎ去った。新年度を迎えた企業も多いことだろう。2014年4月はWindows XPのサポート終了や消費税率改正といった、企業のIT活用に影響を与える事象が重なった大きな節目でもある。これらの対応に多大なコスト負担を強いられた企業も多く、今も対応に苦慮するケースもある。

  • 第28回:運用管理系は機能・価格より「IT管理の現状把握」が成否を左右する

     今回は運用管理系システムを取り上げる。運用管理系システムへの投資は「ITのためのIT投資」ともいえる。そのため他の業務システム以上に「無駄のない投資」や「管理/運用の負荷軽減」が求められてくる。それを念頭に置きながら、調査データを踏まえて詳しく見ていくことにしよう。

  • 第27回:情報系/顧客管理系アプリに求められる「部品化」と「システム連携」

     今回はグループウエアやワークフロー、CRM(顧客関係管理)などのアプリケーションに求められるものを考察していく。情報系/顧客管理系のシステムはクラウドやスマートデバイスといったIT分野の最新動向とも関係が深い。それらの点も踏まえながら見ていくことにしよう。