数多くのITソリューションから自社に合ったものを選択するためには、的確な情報収集が欠かせない。ベンダーが提供する製品/サービスの情報やメディアの紹介記事など、その情報源は実に様々だ。

 「市場全体を俯瞰した時には何が起きているのか?」を知ることも、自社の意思決定に大いに役立つ。そこで本連載では、ユーザー企業を対象とした調査データをもとに、賢いITソリューション選択を行うにはどのような点に留意すべきか?を解説していくことにする。

目次

  • 第6回:運用管理系システム自体の管理負担増がクラウド活用を促進

     今回は運用管理系システムを取り上げる。ここでの運用管理系システムとは、セキュリティ対策、資産管理、稼働監視といった情報処理システム全般の安定的かつ安全な運用をサポートする役割を担うシステムを指す。

  • 第5回:PaaSによるアプリ開発環境は情報系のクラウド化を促進するか

     今回は情報系システムとクラウドの関係を取り上げる。ここでの「情報系システム」にはメール、グループウエア、SFA(営業支援システム)、CRM(顧客関係管理)などが該当する。情報系システム、特にメールやグループウエアは、2000年頃からネット経由のサービスとして提供されていたこともあり、ユーザー企業に…

  • 第4回:基幹系システムにおけるクラウド活用の課題と今後

     既存の情報システムをクラウドへ移行しようとする動きは、当初予想ほど急速には進んでいない。その要因を明らかにするためには、いったんクラウドという枠組みを外し、基幹系/情報系/運用管理系の各システムにおける課題と、「クラウド」との関係を見つめ直す必要がある。今回から3回に分けて、このテーマについて考え…

  • 第3回:安易なストレージ投資は後悔のもと、足固めをしておこう

     ストレージというと、昨今では「ビッグデータにも対応できる専用アプライアンスの大企業における導入」といったトピックが話題になる。その一方で、企業内に蓄積される従来型データも増加しており、それらの格納場所である既存のストレージも喫緊の課題となっている。そこで、今回はこうした「足元のストレージ」の現状と…

  • 第2回:クラウド時代でも忘れてはいけないPC運用管理

     今回はPC運用管理について考えてみる。クラウド活用によってサーバーが手元から離れたとしても、PCは依然としてオフィスに存在する。本格的なクラウド時代が到来した時にPCの運用管理が足かせにならないよう、今の時点から中長期的な対策を考えておくことが重要といえる。

  • 第1回 仮想化はサーバー管理においてもはや不可欠の存在

     「市場全体を俯瞰した時には何が起きているのか?」を知ることは、自社の意思決定に大いに役立つ。そこで本連載では、ユーザー企業を対象とした調査データをもとに、賢いITソリューション選択を行うにはどのような点に留意すべきか?を解説していくことにする。