タブレット端末市場が急拡大する。矢野経済研究所の調査によると、2010年度の国内出荷台数は96万6000台だった。2013年度には約6倍となる602万台に達する見込みだ。世界市場は国内市場を上回るスピードで成長する。2010年の出荷台数は2025万5000台だが、2013年には約7倍となる1億4230万台になりそうだ。

 この調査では、5インチ以上のディスプレーを搭載しており、スマートフォン向け、またはPC向けOSを搭載しているタブレット型のものを「タブレット端末」と定義している。電子書籍の専用端末は除外している。

 タブレット端末は、NTTドコモの「GALAXY Tab」のように通信事業者から提供されているものと、PCメーカーなどから提供されているものがある。国内市場の場合、2011年度の出荷台数に占める割合は、通信事業者ブランドが全体の75.5%を占める見通しだ。また、携帯電話の通信機能を搭載せずに、無線LANの通信機能だけを備えた「WiFiモデル」が全体の57.6%を占めそうだ。

 現在は一般消費者が市場をけん引している。ただし、端末の管理ツール/サービスや業務用アプリケーションが拡充することで、ノートPCやネットブックに代わるものとして企業での利用が拡大するとみられる。

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