プリンターを一元管理するサーバーを設置、端末に専用ソフトを搭載し既存環境を活用
エム・ピー・テクノロジーズの提案
井本 憲幸=エム・ピー・テクノロジーズ システムエンジニアリング第1部
FTSグループ 担当課長
出典:日経コミュニケーション 2012年6月号pp.82-83
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
DaaS/SaaSのネットワーク基盤への影響を最小限に抑えながら遠隔印刷を実現できる「Thinprint .print」(ドイツのCortado製)を提案する(表1)。クラウド側に「Thinprint .print Server」を設置。出力対象とするプリントサーバー、プリンターの情報を一元管理する(図1)。
表1●エム・ピー・テクノロジーズの提案内容
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図1●すべてをDaaS基盤からの印刷に集約
クラウド上で「Thinprint .print Server」を稼働させると同時に、DaaSまたはクライアント上で「.print Client」を動作させる。
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端末となるパソコンには、専用ソフトの「.print Client」をインストール。印刷を指示すると、Thinprint .print Serverに印刷データを送信。Thinprint .print Serverはデータを圧縮し、プリンターまたはプリントサーバーに送る。
クラウド環境で利用されているプリンターのベンダー、型番を問わず、一元的な印刷制御ができる。Windows Print Spoolerに対応しているプリンターであればラインプリンター、ラベルプリンター、バーコードプリンターなどでも出力可能である。
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