写真●IBM Power Systems
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 日本IBMの「IBM Power Systemsファミリ」は、従来機よりも高可用性、高性能なエントリ~ミドルレンジシステムを追加した。L3キャッシュサイズを2.5倍にするなど高性能化したPower7+プロセサをCPUとして搭載し、従来のPower7搭載機に比べ性能が最大90%向上した。また、仮想化技術「PowerVM」の改良により、1プロセサコアあたりの最大仮想サーバー数が従来機の2倍の20となった。

 今回発表したシステムは、中規模ビジネス向けモデルが「IBM Power 760」と「IBM Power 750 Express」、エントリモデルが「IBM Power 710 Express」など4モデル、さらにOSをLinuxに限定して低価格化を実現した「IBM PowerLinux 7R1/2」の2モデルの計8モデル。

 どのモデルも、エラー訂正、CPU命令の再実行、障害検知/切り離し、稼働中仮想サーバーの別筐体への移動、などの機能を提供し、高信頼性を提供する。また、仮想サーバーの入出力処理状況を分析し、サービスレベルの改善策をWebブラウザー上に表示する「仮想環境最適化」機能をもつ。

 例えば、IBM Power 760は、5Uのラックマウントに最大48コアまで搭載でき、24時間35日連続稼働が可能。消費電力や設置スペース、運用管理工程数などを低減できる。また、キャパシティアップグレードオンデマンド(CUoD)機能により、あらかじめ搭載された未使用のプロセサ資源を、仮想サーバーに1コア単位で動的に分配できる。

表●IBM Power Systemファミリの主な仕様
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表●IBM Power Systemファミリの主な仕様(続き)
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