SHieldMailChecker 標的型メール対策の画面
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 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリの「SHieldMailChecker 標的型メール対策」は、標的型攻撃の疑いのある(なりすましの疑いのある)メールを検知して、メールを開く前に警告するソフトである。受信したメールが危険かどうかを、個々のメールの特徴から自動的に判断する。

 メーラーであるOutlookの機能を拡張するアドインとして、個々の社員のクライアントPC上で直接動作する。なりすましの疑いのあるメールを検知すると、メールを開く前に、警告画面を表示する。さらに、添付ファイルを開いたりURLをクリックしたりできない状態で、本文をプレビュー表示する。

 標的型メールかどうかの判断には、富士通研究所が開発した二つの要素技術を使う。一つは、主に社内からのメールに適用できる方法で、メール送信時に独自の識別情報を付与し、受信側でその識別情報をチェックする。もう一つは、主に社外からのメールを判断する方法で、個々の送信者の特徴(経由サーバーなどヘッダー情報から分かる情報)を学習し、いつもと違う特徴を検知する。

 当面はOurlook/Exchange Server環境だけで利用できるが、今後、クライアントPC上で動作する汎用のPOP3プロキシーサーバーの形態でも提供する。この場合、任意のメーラー(POP3クライアント)と任意のメールサーバー(POP3サーバー)間の通信を仲介できる。

 なお、富士通SSLは2009年から、メールの誤送信を防止するクライアントソフト「SHieldMailChecker」(現在の名称は「SHieldMailChecker 誤送信防止」)を提供している。今回、「SHieldMailChecker」ブランドの新ラインアップとして、新たに標的型攻撃の入口対策ソフトを追加した形である。

SHieldMailChecker 標的型メール対策の警告画面
ソフトウエアの機能なりすましの疑いのあるメールを検知して警告する
価格(税込み)・基本ライセンスパック10:4万7250円(保守料は年額1万2600円)
基本ライセンスパック50:18万9000円(保守料は年額3万7800円)
・基本ライセンスパック100:31万5000円(保守料は年額4万7250円)
・一社無制限ライセンスパック:2100万円(保守料は年額315万円)
サーバーの稼働環境メールサーバーとしてExchange Server 2007/2010/2013が必要
クライアントの稼働環境Outlookのプラグインとして動作
発表日2013年3月25日
出荷日2013年4月15日