国内企業におけるBA(ビジネスアナリティクス)アプリケーションの活用レベルは、46.6%がレベル1(日常業務に活用)にとどまっている。IDC Japanが2012年12月に従業員10人以上の企業1072社を対象に実施した調査で、こうしたBAの活用実態が分かった。レベル2(BAを業務改善に活用)にある企業は27.7%、レベル3(全社統合型の業績管理を実施)にある企業は18.9%で、レベル1~5の分布に基づいて算出した平均レベルは1.9となった。

現在のBA活用レベルと1年後のBA活用レベル
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 レベル1にある企業の半数以上は上のレベルを目指している。「1年後にはレベル2以上を目指す」という企業は全体の81.4%に上った。1年後のレベル4(経営強化に結びつける)は現在の5.4%から19.6%へ、レベル5(戦略的俊敏性や差別化につなげる)は現在の1.1%から11.1%へと大幅に上昇、1年後の平均活用レベルは2.8となることが期待される。

 IDCはBAソフトの導入の有無と、2012年度売上高(見通し)の前年度からの増減についても調べた。有意に相関があるのは統計解析/データマイニング、CRM(顧客関係管理)アナリティクス、会計パフォーマンス/戦略管理/GRC(ガバナンス、リスク、コンプライアンス)アプリケーション、SCM(サプライチェーン管理)アナリティクスだったという。