PeopleSoft 9.2の「ワークセンター」画面
PeopleSoft 9.2の「ワークセンター」画面
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 日本オラクルの「PeopleSoft 9.2」は、人材管理アプリケーションを中心としたERPシステムの最新版である。PeopleSoft 9.2は、人材管理アプリケーションの「PeopleSoft Human Capital Management 9.2」や財務会計ソフト「PeopleSoft Financials 9.2」、CRM(顧客関係管理)ソフト「PeopleSoft Supply Chain Management 9.2」などの業務アプリケーション群からなる。これらすべての業務アプリケーションを通じて、1000以上の機能追加と改良を加え、モバイル機能なども追加して利便性を向上させた。

 PeopleSoft Human Capital Management 9.2は、新たに人材管理用の各種テンプレートや期中人事評価用機能、応募者セルフサービス、ラーニングダッシュボード、勤務表入力機能などを提供する。PeopleSoft Financials 9.2とPeopleSoft Supply Chain Management 9.2は、一般会計機能「General Ledger」による仕訳の承認、仕入先登録「Supplier On-Boarding」、収支予測、資産除去債務会計、電子調達、経費精算などの機能を提供する。また、モバイル端末から利用できる機能も追加した。

 PeopleSoft 9.2では、全体としてユーザー画面や操作性を向上させるために、企業内検索エンジン「Oracle Secure Enterprise Search」と連携したフリーテキスト検索機能を用意したり、技術基盤「PeopleSoft PeopleTools 8.53」の「Related Actions Framework」や「アクティビティガイド」機能などを提供している。例えば、これらの機能を使った仕入先登録機能「Supplier On-Boarding」は、初めてでも分かりやすいナビゲーション機能を提供する。

 「ワークセンター」機能は、ユーザーのタスク、例外処理、警告、リンク、各種レポート、クエリーなどを役割ごとにまとめて表示したもの。各ユーザーのパーソナライズ設定が可能。また、60種類以上の分析レポート「ピボットグリッド」を提供し、データの抽出・クロス集計、グラフ分析などの処理がリアルタイムで可能になる。

 なお、既存のPeopleSoft 9.1を導入しているユーザーは、機能追加パッケージ「Feature Pack」をインストールすれば、システム全体をアップグレードしなくても、新機能が利用可能になる。

PeopleSoft 9.2の概要
主な製品内容人材管理アプリケーションを中心としたERPシステムの最新版。PeopleSoft 9.2は、人材管理アプリケーションの「PeopleSoft Human Capital Management 9.2」や財務会計ソフト「PeopleSoft Financials 9.2」、CRM(顧客関係管理)ソフト「PeopleSoft Supply Chain Management 9.2」などの業務アプリケーション群からなる。
価格約400万円~(社員数400名、PeopleSoft Human Capital Management 9.2を含む最小構成。ライセンス料のみ)
発表日2013年5月23日
提供開始2013年5月23日