シスコシステムズの製品を中心としたソリューションを提案する(図1表1)。BYOD導入に必要なネットワーク、音声通話、セキュリティを同社製品で構築したインフラにより提供する。

図1●シスコ製品を中心にネットワークと認証のインフラを構成、内線機能やデータ保護や別アプリとの連携で実現
[画像のクリックで拡大表示]
表1●ディーアイエスソリューションの提案
○: 標準機能で実現可能、△: サードパーティーまたは追加開発で実現可能、×: 実現不可
[画像のクリックで拡大表示]

 社内サーバーおよびクラウドサービス上の業務アプリケーションに対するPCからのアクセスはすべて、一度社内の「BYOD用認証およびアクセス制御システム」を経由させる。この機能は、シスコのUTM装置「Cisco ASA 5525-X」にて提供する。

 また、インターネット上からのアクセスは、デバイスに搭載したVPNクライアント「Cisco AnyConnect」によりSSL-VPNで暗号化する。認証については、マトリクス型ワンタイムパスワードである「PassLogic」を導入してセキュリティの強化を図った。

 私有スマートフォンからの音声通話は、シスコの呼制御サーバーである「Cisco Unified Communications Manager」(CUCM)と、それと連携する通話専用アプリ「Phone Appli」で実現する。業務通話の発信はCUCMで折り返すため、通話料はすべて会社負担となる。また、内線や業務利用の電話番号はすべて、CUCMと連携するPhone AppliのWeb電話帳にて登録・管理し、デバイスのローカルには保存しない。

 スマートデバイスのアプリ管理および社内へのアクセスには、ソリトンシステムズのDMEおよびAppBoxを採用。HTML5で開発した業務アプリの配布や暗号化などを実現する。

 PCから業務アプリへのアクセスには、前述のワンタイムパスワードでセキュリティを強化したシンクライアント環境を利用し、情報漏洩を防ぐ。環境構築には、ヴイエムウェアのVMware Viewを採用する。