モバイルサービスは、モバイルデバイスに対応したアプリケーションを開発する上で必要なバックエンド機能を提供する。この機能を利用することにより、サーバーサイド開発のスキルを持っていないクライアント開発者でも、モバイルアプリケーションを迅速に開発できる。

 モバイルサービスは、Windows 8/8.1向けのWindowsストアアプリケーションをはじめ、Windows Phone、iOS、Android、HTML/JavaScriptと幅広いプラットフォームに対応している。(図3-1

図3-1●モバイルサービスの概要図
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データストア
 モバイルサービスには、Windows Azure SQLデータベース、Windows Azureストレージ(BLOB、テーブル)を使ってデータを保存する方法がある。また、Windows Azure Service Busを用いてオンプレミス上のデータベースのデータにアクセスできる。

ユーザー認証
 以下の外部認証サービス(IDプロバイダー)を利用するための仕組みがあらかじめ組み込まれている。これにより、第三者のIDプロバイダーを利用し、アプリケーションのユーザー認証を容易に実現できる(図3-2)。

図3-2●クライアントアプリケーション、モバイルサービス、IDプロバイダーの関係図
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  • Microsoftアカウント
  • Facebook
  • Twitter
  • Google

プッシュ通知
 プッシュ通知は、各デバイスに対応した以下のサービスを用いて実現できる。モバイルサービスは、これらに対応している(図3-3)。

 また、Windows Azure通知ハブに接続すれば、多様なプラットフォーム上の数百万ものデバイスにプッシュ通知を簡単にブロードキャストすることが可能である。

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