Kaspersky Security Centerの画面例
Kaspersky Security Centerの画面例
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 カスペルスキーの「Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows」および「Kaspersky Security Center 10」は、同社の法人向けセキュリティ・ソフト「Kaspersky Endpoint Security for Business」に含まれるアプリケーション。Endpoint Security 10 for Windowsはマルウエアやネットワーク攻撃などからWindowsパソコンおよびWindowsサーバーを保護するソフトウエア、Security Center 10はセキュリティ向けの統合管理コンソール機能を提供するソフトウエアである。

 アプリケーションが含まれるKaspersky Endpoint Security for Businessには、「Kaspersky Endpoint Security for Business Core(以下、Business Core)」、「Kaspersky Endpoint Security for Business Select(以下、Business Select)」、「Kaspersky Endpoint Security for Business Advanced(以下、Business Advanced)」の3つの製品がある。これらのうち、Business Advancedは2014年内の提供開始を予定している。

 Kaspersky Endpoint Security 10 for Windowsは、Business Coreでは、アンチマルウエア、ファイアウォール、ホストIPS(IPS=侵入防止システム)の機能を提供する。Business Selectでは、Business Coreでの機能に加えて、ファイルサーバー保護、モバイル端末保護、アプリケーションコントロール、Webコントロール、デバイスコントロールが可能になり、Business Advancedではさらに、ファイルやディスクの暗号化によるデータ保護機能などを追加する。

 2014年1月23日に提供を開始したKaspersky Endpoint Security 10 for Windows - Maintenance Release 1(MR1 - ビルド 10.2.1.23)では、サポートOSに、Windows 8.1 Professional/Enterprise、Windows Server 2012 R2 Essentials/Standard、Windows Embedded POSReady 7、Windows Embedded Standard 7 SP1を追加。さらに、Kaspersky Endpoint Security 10 for Windowsが稼働している環境で、一部のJavaアプリケーションが正常に機能しない問題や、avp.exe(同社製プログラム)のCPU使用率が100%になってしまう問題を修正した。

 Kaspersky Security Centerは、企業ネットワークにおけるコンピュータやサーバーのセキュリティを監視・管理するための統合管理コンソール・ソフト。Windows上で動作し、Windows、Linux、Mac、Android、iOSなどで動作するKaspersky Endpoint Securityを管理できる。クライアントにおけるアンチウイルス・ソフトのインストールや管理、ネットワークとアプリケーション基盤の監視、レポート生成などの機能を提供する。

 2014年1月23日に提供を開始したKaspersky Security Center 10 - Maintenance Release 1(MR1 - ビルド10.1.249.0)では、サポートOSに、Windows Server 2012 R2を追加。さらに、管理サーバーとクライアント間の通信を行うネットワーク・エージェントのパフォーマンスを、Virtual Desktop Infrastructure(VDI)モードでの使用向けに向上させた。

Kaspersky Endpoint SecurityとKaspersky Security Centerの概要
製品名 Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows - Maintenance Release 1(MR1) Kaspersky Security Center 10 - Maintenance Release 1(MR1)
主な機能※1アンチマルウエア、ファイアウォール、ホストIPS(侵入防止システム)、ファイル・サーバー保護、モバイル端末保護、アプリケーションコントロール、Webコントロール、デバイスコントロール、ファイルやディスクの暗号化によるデータ保護 企業ネットワークにおけるコンピュータやサーバーのセキュリティ対策の統合管理コンソール
動作OS※2Windows8.1 Professional/Enterprise(MR1で追加)、同Server 2012 R2 Essentials/Standard(MR1で追加)、同Embedded POSReady 7(MR1で追加)、同Embedded Standard 7 SP1(MR1で追加)、同8 Professional/Enterprise、同7 Professional/Enterprise/Ultimate SP0以上、同Vista Business/Enterprise/Ultimate SP2、同Vista Business/Enterprise/Ultimate Edition SP2、同XP Professional SP3以上Windows Server 2012 R2(MR1で追加)、Windows Server 2003 以上、同Server 2008、同Server 2008 R2、同Server 2012、同Small Business Server 2003、同Small Business Server 2008、同Small Business Server 2011、同XP Professional SP2 以上、同Vista Business/Enterprise/Ultimate SP1以上、同7 Professional/Enterprise/Ultimate、同8、同8.1
アプリケーションが含まれる製品Kaspersky Endpoint Security for Business Advanced/Business Select/Business Core、Kaspersky Security for File ServerKaspersky Endpoint Security for Business Advanced/Business Select/Business Core、Kaspersky Security for File Server、Kaspersky Endpoint Security for Smartphone
価格(税別)アプリケーションが含まれる製品のライセンス単価※3が、Business Core(クライアントOS版)は3240円(10~14ライセンス)、1350円(500~999ライセンス)、Business Select(クライアント・サーバーOS版)は1万430円(10~14ライセンス)、3850円(500~999ライセンス)など
発表2014年1月23日
提供開始2014年1月23日
※1 Kaspersky Endpoint Securityが提供する機能は、同アプリケーションが含まれる製品により異なる
※2 Security Centerについては管理サーバーの動作OSを掲載
※3 新規1年の価格。更新1年・乗り換え1年は新規1年の50%