図1●正規表現でコンテンツフィルタリングのルールを設定している画面(実行可能ファイルのうち最も一般的なファイル形式の添付ファイルを禁止する例)
図1●正規表現でコンテンツフィルタリングのルールを設定している画面(実行可能ファイルのうち最も一般的なファイル形式の添付ファイルを禁止する例)
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図2●メールサーバーの管理画面の例
図2●メールサーバーの管理画面の例
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 Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Serverは、悪意のあるメールからユーザーを保護するための法人向けセキュリティ・ソフト製品。送受信されるメールメッセージに、スパム、フィッシング、ウイルス/マルウエアが含まれていないかどうかをスキャンし、検知した脅威を無害化する。送信者および受信者ごとに設定したルールに従ってメールを処理したり、添付ファイルの名前、種別、サイズに基づいてメールコンテンツをフィルタリングする機能も備える。稼働環境はLinuxおよびFreeBSD。

 2014年3月27日に発表・提供開始した新版の「Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server」Maintenance Pack 1(Version 8.0.1.705)では、脅威に対する検知力を向上させた。具体的には、(1)メールメッセージと添付ファイルに含まれるフィッシングURLを検知・ブロックできるようにした、(2)悪意のあるオブジェクト(実行ファイルや圧縮ファイル)のダウンロードリンクを含むメッセージをフィルタリングできるようにした、(3)クラウドサービス「Kaspersky Security Network」との連携により新たな脅威に迅速に対応できるようにした、(4)コンテンツのフィルタリングで正規表現を使用できるようにした、など。

 さらに、Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Serverが動作する複数のメールサーバーを、同Maintenance Pack 1が動作する管理用サーバーから一元管理できるようにした。ライセンスのインストールや、メールサーバーの保護ステータスを一括して確認できる。

 ユーザー管理機能では、ユーザーグループ管理の新しいロールとして「HelpDesk従業員」ロールを追加。「HelpDesk従業員」になったユーザーは、メッセージのバックアップコピーの管理のほか、ユーザーのカスタムホワイトリストとカスタムブラックリストを設定できる。

Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Server Maintenance Pack 1の概要
主な機能・送受信されるメールメッセージにスパム、フィッシング、マルウエア/ウイルスが含まれていないかをスキャンし、検知・ブロックする
・ファイルやメールメッセージで検知した脅威を無害化してオブジェクトを削除する
・アンチウイルスの処理とフィルタリングを行う前にメッセージのコピーをバックアップに保存して、受信者にメッセージを配信する
・送信者および受信者ごとに設定したルールに従ってメールを処理する
・添付ファイルの名前、種別、サイズによって、メールメッセージのコンテンツをフィルタリングする
・メールメッセージと添付ファイルにフィッシングURLが含まれていないかどうかを検知・ブロックする
・悪意のあるオブジェクト(実行ファイルや圧縮ファイルなど)のダウンロードリンクを含むメッセージをフィルタリングする
・Kaspersky Security 8.0 for Linux Mail Serverが動作する複数のメールサーバーを一元管理する
稼働OSLinux、FreeBSD
価格(税別)小規模ユーザー(10~14ユーザー)の場合、1ライセンス(1メールユーザー)あたり、新規1年が2790円、乗り換え初年度が1395円。大規模ユーザー(1000~1499ユーザー)の場合、1ライセンス(1メールユーザー)あたり、新規1年が860円、乗り換え初年度が430円、など
稼働OSLinux、FreeBSD
発表2014年3月27日
提供開始2014年3月27日