「ストレージ」といえば、従来は「データを格納するハードディスクとサーバーとの接続機構を備えた専用機器」を指していた。だが、昨今では「大量のデータを素早く処理するための様々な仕組みを備えた専用アプライアンス(大企業における導入が多い)」や「個人やビジネスマンによるオンラインストレージサービス」などといった新しい形態も話題となっている。

 いずれもデータの処理や共有などにおける新しい潮流といってよい動きだ。企業に蓄積されるデータも日々増加しており、それらの格納場所であるストレージを今後どうしていくべきか?も喫緊の課題となっている。そこで、本記事ではこうした「ストレージ」に関する現状と今後を、企業規模(年商)に分けて詳しく解説していく。

 まずストレージ活用状況を形態別に俯瞰してみよう。以下のグラフは年商5億円以上~500億円未満の中堅・中小企業および年商500億円以上の大企業に対し、「今後導入を予定している最も重要なストレージの形態」を尋ねた結果を年商別に集計したものである。

図1●導入を予定している最も重要なストレージの形態
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 この結果の中から注目すべきポイントを年商規模別に詳しく見ていくことにする。

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