iStorage M5000の外観
iStorage M5000の外観
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 NECの「iStorage M5000」は、NECブランドのストレージとしては最もハイエンドに当たる、ミッドハイレンジのSANストレージである(NECでは米EMC製品も販売している)。従来のハイエンドモデル「M700」との比較では、SAN接続ポートは1.33倍となる最大64ポートを搭載し、ディスク数は1.6倍となる最大1536台(容量は2.5型で最大1389.7Tバイト)を搭載する。

 M5000は、M700と比較して、大きく可用性と性能を高めた。可用性では、コントローラーの台数をM700比で2倍となる4台構成とした(電源は8個搭載)。これにより、コントローラーに障害が発生した場合にもストレージの処理性能を低下させずに済むとしている。一方、性能では、コントローラー4台構成に加えて内部バスの速度をM700の2倍となる12Gビット/秒とすることで、処理性能を約2倍に高めた。

 M5000ではまた、1次SANストレージであるiStorage Mシリーズとしては初めて、遠隔レプリケーション機能を搭載した。拠点に設置したM5000同士の間で、データを複製できる。従来、遠隔レプリケーション機能は、データバックアップ用のNASストレージ製品「iStorage HSシリーズ(HYDRAStor)」に限って利用できていた。今回、M5000でも遠隔レプリケーション機能を利用できるようにした。なお、iStorage Mシリーズは、別途NASヘッドを追加することで、NASとしても利用できる。

iStorage M5000の概要
ストレージの種類SANストレージ(オプションでNASヘッドも用意)
SANプロトコルFC(FibreChannel)。8Gビット/秒または16Gビット/秒
ホスト接続数FC×16~64ポート
搭載ディスク2.5型×8~1536台(最大1389.7Tバイト)
ディスクI/FSAS(6Gビット/秒)
内部バス12Gビット/秒
きょう体構成基本きょう体に、拡張きょう体を最大5台まで接続
外形寸法(W×D×H)基本きょう体と拡張きょう体ともに、1000×1159×1800ミリメートル(スタビライザ含む)
重さ基本きょう体:561キログラム(フル搭載時)
拡張きょう体:567キログラム(フル搭載時)
電源AC200~240V
消費電力基本きょう体:最大4910ワット/摂氏25度で3775ワット
拡張きょう体:最大3780ワット/摂氏25度で2730ワット
価格(税別)2194万円から
発表日2014年4月15日
出荷日2014年4月25日