anyWarp CodeDirector V7.3の予実管理レポート画面の一部
anyWarp CodeDirector V7.3の予実管理レポート画面の一部
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 日立ソリューションズの「anyWarp CodeDirector V7.3」は、Javaソースコードの品質を検査する静的解析ソフトである。コーディング規約違反を自動的に検出することで、人手によるレビュー(査読)工程にかかる費用を削減する。開発者(コーディング担当者)みずからEclipse IDEからanyWarp CodeDirectorを呼び出して診断できるほか、CVSやSubversionなどのバージョン管理システムから定期的にソースコードを抽出して診断できる。

 現行版では、ソースコードの脆弱性を検知するコーディングルールを拡充した。前バージョン(V7.3)では、業界で標準的に使われているコーディング規約「JavaセキュアコーディングスタンダードCERT/Oracle版」に基づいた23個のルールを搭載していた。現行版では、同規約に基づいた別のルールとして、新たに18個のルールを追加した。

 現行版で追加した18個のルールによって、以下のような問題を検知できるようになった。(1)並行処理の排他制御において、オブジェクトとロックオブジェクトとの対応が不整合となるような不適切な記述。(2)エラーの発生の有無に関わらず必ず実行されるfinallyブロックにおいて、発生したエラーが無視されてしまうような不適切な記述。(3)オブジェクトの初期化が完了する前にスレッドが開始されてしまうような、不適切なスレッド実行の記述。

 現行版ではまた、ステップ数の予実管理を強化して、進ちょくを把握しやすくした。前バージョンまでの予実管理では、個々のモジュールについて、最終予定ステップ数と分析時の実績ステップ数を比較していた。現行版では新たに、特定のマイルストーン日の予定ステップ数を設定できるようにした。

anyWarp CodeDirector V7.3の概要
用途Javaソースコードの品質を検査する静的解析
機能コーディング規約違反を自動的に検出
提供形態ソフトウエア
稼働環境稼働OSは、各種Windows(Windows XP/Vista/7、Windows Server 2003/2008)またはCentOS 6.1
対象のJava環境は、Java SE Development Kit 6/7
連携可能なIDEは、Eclipse 3.6/3.7/4.2/4.3
価格(税別)10ユーザーライセンスで100万円
Androidアプリケーション診断用のオプションは20万円
発表日2014年4月21日
出荷日2014年4月22日