Q.業務用3Dプリンターと低価格の3Dプリンターの違いは?

 製造業などの現場では、20年ほど前から3Dプリンターや大型の造形機が使われてきました。低価格製品との違いは、造形物のきめ細かさです。低価格の3Dプリンターの多くは最小積層ピッチが0.1~0.2mmであるのに対し、例えば業務用の小型3Dプリンター「Objet30 Pro」は0.016mmです。

 低価格プリンターは溶かした樹脂を重ねる熱溶解樹脂積層法(FDM)という方式を採用しており、出力の細かさに限界があります。業務用の3Dプリンターでは、材料を紙のプリンターのように吹き付けるインクジェット方式、液体に光を当てて硬化させる光造形方式、粉末にレーザーを当てる粉末焼結方式など、より高精度の出力が得られる技術を使っています。これら業務用3Dプリンターの価格は、一般に数百万~数千万円と高価です。

業務向け3Dプリンターの例
米ストラタシスのObjetシリーズ。インクジェット方式を採用し、最小16μmと積層厚が小さい。硬質材料のほかゴムのような弾力のある素材が使える
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