図1●INTARFRMの製品体系(富士通のWebサイトより引用)
図1●INTARFRMの製品体系(富士通のWebサイトより引用)
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図2●アクセスしてきたデバイスの種類を判断し、それに合った画面デザインに自動的に切り替える(富士通のWebサイトより引用)
図2●アクセスしてきたデバイスの種類を判断し、それに合った画面デザインに自動的に切り替える(富士通のWebサイトより引用)
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図3●インフラジスティックス・ジャパンのUIコンポーネント集「Ignite UI」で作成したサンプルアプリの画面例。上がパソコンでの画面、下がiPhoneでの画面
図3●インフラジスティックス・ジャパンのUIコンポーネント集「Ignite UI」で作成したサンプルアプリの画面例。上がパソコンでの画面、下がiPhoneでの画面
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 富士通の「INTARFRM(インターファーム)」は、システムの設計・開発・実行・保守のライフサイクル全体にわたって、技術者の作業を支援し、効率化するアプリケーション・フレームワーク製品。2014年4月25日に発表した新版では、市場におけるスマートフォン/タブレットの普及を受けて、マルチデバイス/マルチブラウザ対応のWebアプリケーション開発機能を追加した。

 INTARFRMの製品エディションには、大規模システム開発向けのEnterprise Edition、中・小規模システム開発向けのProfessional Edition、ラピッドアプリケーション開発(RAD)向けのRapid Editionの3つがある(図1)。これらすべてのエディションで、HTML5やJavaScriptライブラリ「jQuery」を利用したWebアプリ開発支援機能と、iOSやAndroid端末の画面開発のためのテンプレートと部品を追加。さらに、スマホ/タブレットで多く利用されているGoogle ChromeやMobile Safariなどに対応した。

 Enterprise Editionで新たに提供する部品には、同じ記述を複数回繰り返して表示させていた画面を1回の記述で済ませられるような部品や、HTML5が提供するファイルアップロード/ダウンロード機能を利用する部品などがある、ファイルアップロード/ダウンロード部品は、ドラッグ&ドロップによる操作やプログレスバーによる進ちょく表示が可能だ。

 Professional Editionでは、リポジトリ内の設計情報を利用してプログラムを生成するCASEツールの機能を向上。従来は作り込みが必要だった画面の部分的な更新やページング、列ソートなどを、リポジトリ内の設計情報に必要事項を設定するだけで実装できるようにした。ほかに、入力ヒントや複数選択リストボックスなどのGUI部品を追加した。

 Rapid Editionでは、スマホ/タブレット用の画面デザインを新たに用意すれば、既存のシステムを変更せずに、そのデザインを適用できる機能を追加した。クライアントからアクセスを受けたWebサーバーが、アクセスしてきたデバイスの種類を判断し、それに合った画面デザインに自動的に切り替える仕組みである(図2)。

 なお、INTARFRMが備えるマルチデバイス/マルチブラウザ対応の部品(UIコンポーネント)には、インフラジスティックス・ジャパンのUIコンポーネント「Ignite UI」(図3)のものなどを採用している。

INTARFRMの概要
製品名INTARFRM
主な機能システムの設計・開発・実行・保守のライフサイクル全体を支援するアプリケーション・フレームワーク。マルチデバイス/マルチブラウザ対応のWebアプリケーションを開発できる
稼働環境■サーバー:Red Hat Enterprise Linux 6(for Intel64)、Oracle Solaris 11、Windows Server 2012 R2

■パソコン:Windows Internet Explorer/Chrome/Firefox

■タブレット:Android Chrome、iOS Safari、Windows Internet Explorer

■スマートフォン:Android Chrome、iOS Safari
価格(税別)INTARFRM Development Facility Enterprise Edition RIA Java Ajax V04L10が10万円から、INTARFRM Runtime Enterprise Edition RIA Java Ajax V04L10が30万円から、など
発表2014年4月25日
提供2014年5月より順次