Hitachi Virtual Storage Platform G1000の外観
Hitachi Virtual Storage Platform G1000の外観
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 日立製作所の「Hitachi Virtual Storage Platform G1000」(VSP G1000)は、日立製作所のハイエンドSANストレージである。従来機種「VSP」の後継に当たる。VSPと比べて、ハードウエアの強化により、ストレージ性能をVSP比で3倍となる300万I/O毎秒に高めた。また、OSの強化により、ストレージ仮想化機能を一段階進めた。

 新たなストレージ仮想化機能として、2台のVSP G1000でクラスターを組んで、これらを論理的に1台のストレージとして扱えるようにした。ボリュームの同期ミラーリングに相当し、WANを介した拠点間で同期できる。

 外部にアクセス仲介ゲートウエイ(ストレージ仮想化装置)を用意することなく、ストレージだけでアクティブアクティブのクラスターを組める。2台のVSP G1000のいずれも、サーバーからのアクセスを受けられる。将来的には、2台を超える台数でクラスターを組めるようにする予定である。

 なお、VSPはこれまで、VSPの配下にぶら下げた複数の異機種ストレージを束ねてプール化し、論理的に1台のストレージとして利用する機能を提供してきた。データのアクセス頻度に応じてストレージプール内でデータを自動的に移動させる動的ILM(ストレージ階層化)機能も提供してきた。今回、VSPのストレージ仮想化機能を一段階進め、VSP配下のストレージを仮想化するだけでなく、VSP同士を束ねて仮想化できるようにした形である。

 さらに、今回追加したストレージ仮想化機能(異なるストレージ上にある2個のボリュームを、同一の1個のボリュームに見せる機能)を使うと、ストレージのリプレース、つまり、旧型のストレージを使い続けながら新型のストレージ(VSP G1000)にデータを移行する使い方ができる。この場合、サーバーからのアクセスはVSP G1000が受ける形になる。

Hitachi Virtual Storage Platform G1000の概要
製品の概要SAN接続型の外付けストレージ装置
提供形態ハードウエア
最大接続チャネル数FC(Fibre Channel)×192チャネル
メインフレーム接続×176チャネル
搭載ドライブ内部SAS接続(専用のフラッシュストレージ、SSD、SASディスク、ニアラインSASディスク)
最大容量きょう体内部で4511Tバイト(2.5型×2304台または3.5型×1152台)、配下に接続する外部ストレージを含めて287ペタバイト
価格(税別)1億1379万円から
発表日2014年4月23日
出荷日2014年4月23日