まもなく夏がやってくる。

 多くの企業にとって最大の悩みどころは、ビジネスの生命線であるITシステムの節電要求や計画停電への対処であろう。可能性としてはそれほど高くはないが、電力需要の急増によって突然起こる大規模停電(ブラックアウト)のリスクも想定した上で、データ保護やBCP(業務継続計画)を立てておく必要もある。

 言うまでもないが、これは今夏だけに限った問題ではない。東日本大震災後、再び安定した電力供給を得られるまでには長期間を要すると予想される。今後おそらく数年間は、この問題と向き合っていくしかない。

 具体的にどういう対策があるかというと、まず有力な選択肢の一つとして視野に入ってくるのがクラウドの活用だ。一方、あらためて検討すべき価値が高まってきているのが、オンプレミスによるITシステムの運用体制の見直しである。

 当然のことながらクラウドといえども万全の解ではなく、長所もあれば短所もある。

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