企業のITインフラの構成要素のひとつであるストレージへの要求は近年、ますますレベルが高まっている。とりわけ、ビッグ・データという言葉に代表されるように、企業が扱うデータ量が指数関数的に増えるなか、大容量への対応を大前提に、高度な可用性とパフォーマンスを担保しなければならない。IBMのビジネスパートナーであり、システム提案・構築を通じて顧客のビジネス課題解決に貢献するシステムインテグレータの兼松エレクトロニクス(以下、KEL)に、ストレージの最新トレンドを訊いた。

ビッグ・データ時代、ストレージ選択で運用管理に大きな違い

兼松エレクトロニクス株式会社 ビジネス開発本部
ビジネス戦略部 エンタープライズグループ グループ長
達山亮二氏

 「エンタープライズ向けのストレージを実現する技術としてはRAIDが長年用いられてきました。KELはマルチストレージベンダーとして数多くのストレージソリューションを時代のトレンドに沿って顧客に提供してきましたが、その殆どの新しい技術はソフトウエア技術によって実現されたものであり、ベースになるハードウエア構造、RAIDには大幅な変革はありませんでした」と兼松エレクトロニクス株式会社 ビジネス開発本部 ビジネス戦略部 エンタープライズグループ グループ長 達山亮二氏は話す。

 そのRAIDとは全く異なるアーキテクチャーを持ち、KELがソリューションのストレージ・ポートフォリオに加えた製品が、IBMのティアレス型ストレージ「XIV」シリーズである。兼松エレクトロニクス株式会社 ビジネス開発本部 ビジネス戦略部 エンタープライズグループ 主事補 関口忠宏氏は「XIVシリーズの採用によって、RAIDが抱える問題に悩まされない、革新的なストレージ環境をお客様へご提供できるようになりました」と話す。

兼松エレクトロニクス株式会社 ビジネス開発本部
ビジネス戦略部 エンタープライズグループ 主事補
関口忠宏氏

 それでは、ディスクの大容量化などによって具体的にどのような問題がRAIDに生じているのか、KELはXIVシリーズによってどのような解決策を顧客に提案しているのか、さっそく見ていこう。

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