ネオジャパンの「desknet's NEO V6.0」は、Web型で動作するグループウエアソフトである。オンプレミス版のほかにクラウドサービス版がある。特徴の1つは、HTML5を採用して画面遷移(ページの切り替え)を減らすなど、操作性を高めたことである。
スマートデバイスでの使い勝手に注力している。クライアントPC用のHTML画面のほかに、スマートデバイス用のHTML画面を用意している。さらに、スマートデバイス専用のスケジュールアプリ「desknet's NEOスケジュールアプリ」(iOS版およびAndroid版)を用意している。専用アプリは、Webブラウザーよりも操作性が高い。画面のスクロール操作により、スマートフォン画面の狭さを感じさせることなく使えるとしている。
スマートデバイスに情報をプッシュ通知する機能も備えた。これにより、スケジュールの見落としや、情報の確認漏れが減る。自分自身の予定が登録/変更/削除された際に通知が来るようにできるので、スケジュールが急に変更になっても予定を見落とさずに済む。desknet's NEOの社内SNS機能「ネオツイ」やダイレクトメッセージもアプリから利用できる。
申請承認ワークフロー機能の使い勝手にも注力した。例えば、既存の申請用紙のデザインをワークフローの申請書として再現できる。申請した情報は、自動的にカスタムアプリ内に蓄積して活用できる。申請データの集計や仕分けなど、これまで外部の表計算ソフトで実施していた申請データの処理をdesknet's上で実施できる。
ワークフローの基本機能にも注力している。例えば、申請経路に申請者本人を追加できる。仮払申請などにおいて、いったん申請者に申請書を戻して再申請させる、といった運用ができる。また、申請経路の分岐条件として、申請書の合計金額が「10万円以上30万円未満」など、複数の条件をANDで組み合わせて指定できる。
用途と機能 | Web型で動作するグループウエアソフト |
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提供形態 | オンプレミス版、クラウドサービス版 |
特徴 | ・HTML5を採用して画面遷移(ページの切り替え)を減らすなど、操作性に注力している スマートデバイスでの使い勝手に注力している(スマートデバイス用のHTML画面、スマートデバイス専用のスケジュールアプリ) ・申請承認ワークフロー機能の使い勝手に注力している |
プッシュ通知機能 | スマートデバイス専用のスケジュールアプリ使用時、スマートデバイスに情報をプッシュ通知できる。自分自身の予定が登録/変更/削除された際に通知が来るようにできる |
申請承認ワークフローの特徴 | ユーザーが作成したカスタムアプリと連携することで、既存の申請用紙のデザインをワークフローの申請書として再現できる。申請した情報は、自動的にカスタムアプリ内に蓄積して活用できる。申請データの集計や仕分けなど、これまで外部の表計算ソフトで実施していた申請データの処理をdesknets上で実施できる |
価格(税別) | ■クラウド版 1ユーザーあたり月額400円 ■パッケージ版 最大300ユーザーまでのスモールライセンスが37万8000円(100ユーザー)から、エンタープライズライセンスが150万円(300ユーザー)から |
発表日 | 2020年12月2日 |
提供開始日 | 2020年12月2日 |