日立ソリューションズの「Workato(ワーカート)」は、業務フローを定義して自動で実行できるソフトである。外部サービスと連携しつつ、業務フローを自動で実行する。米Salesforce.comのCRM(顧客関係管理)サービスなど、各種の外部クラウドサービスに接続し、データを取得できる。また、開発済みのRPAロボットがある場合は、RPAソフトと連携してロボットを呼び出し実行できる。

Workatoを利用した業務フローの例。問い合わせ時に担当者を割り当てる業務
(出所:日立ソリューションズ)
[画像のクリックで拡大表示]

 最大の特徴は、チャットボット機能を活用することによって、業務フローを実行していく上で人の判断が必要になるケースに対応できることである。SlackやMicrosoft Teamsなどのチャットソフトと連携し、業務フローの途中で「人に判断を仰ぐ」ことができる。例えば、担当者を機械的に決められないケースにおいて、チャットを介して担当者を割り当てられる。

 業務フロー内で外部サービスと連携するために必要なコネクタソフトを用意している。米Salesforce.comなど著名なクラウドサービスに接続するコネクタを、標準で提供している。クラウドサービスのAPIを使って接続する仕組みなので、クラウドサービスの画面に変更が生じても業務フローへの影響はない。

 RPAソフトを起動するためのコネクタソフトは、オプションで提供する。Automation Anywhere Enterprise(米Automation Anywhere製)、UiPath(米UiPath製)、WinActor(NTTアドバンステクノロジ製)などと接続できる。これらのRPAソフトで開発したロボットを、業務フローの一機能として起動できる。

 提供の背景には、人の判断や確認が入る業務はRPAによる自動化が難しいという問題がある。また、クラウドサービスの画面変更でRPAロボットが停止してしまうといった問題がある。Workatoは、これらの課題を解消するとしている。

Workato(ワーカート)の概要
用途と機能 業務フローを定義して自動で実行できるソフト。外部サービスと連携しつつ、業務フローを自動実行できる。コネクタを介して主要な外部クラウドサービスとAPIで接続してデータを取得できるほか、RPAソフトと連携し、ロボットを呼び出して実行できる
特徴チャットボット機能を活用することによって、業務フローを実行していく上で人の判断が必要になるケースに対応できる。チャットソフトと連携し、業務フローの途中で「人に判断を仰ぐ」ことができる
連携できるチャットソフトSlackやMicrosoft Teamsなど
外部サービス連携米Salesforce.comなど主要なクラウドサービスに接続するコネクタを標準で提供する。クラウドサービスのAPIを使って接続する仕組みなので、クラウドサービスの画面に変更が生じても業務フローへの影響はない
RPAソフトとの連携コネクタはオプション。Automation Anywhere Enterprise(米Automation Anywhere製)、UiPath(米UiPath製)、WinActor(NTTアドバンステクノロジ製)、などと接続できる
価格オープン
発表日2019年12月9日
提供開始日2019年12月9日
備考発表日/提供開始日と価格は、販売代理店である日立ソリューションズのもの