オムロンソーシアルソリューションズ(OSS)の「BU-2R(H)」は、サーバー仮想化環境を停電から保護することを主な目的とした、無停電電源装置(UPS)である。200V仕様のサーバーで利用できる。複数台の仮想サーバーを収容可能な、消費電力が大きいサーバー機と組み合わせて使うことを想定している。

200V仕様のサーバー機に向いたUPSの新シリーズ「BU-2R(H)」の外観
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 サーバー仮想化環境向けにUPSを製品化した背景には、サーバー仮想化環境で利用する高性能なサーバー機は消費電力が大きいという状況がある。UPSにおいても、これまでの100Vではなく200Vに対応するニーズが高まっている。さらに、仮想サーバー上では多様なOSが稼働することから、UPSを導入する際の設定が複雑になるほか、長時間の動作検証が必要になる。

 ハードウエア面での特徴の1つは、仮想サーバーのシャットダウンに必要な時間を確保するため、増設用のバッテリユニットを最大3台まで接続できること。UPSの大容量モデル(5000VA/4500W)の場合で、4500Wの負荷容量を約60分バックアップできる、としている。

 容量に応じて、5000VA/4500Wの「BU5002R」、3000VA/2700Wの「BU3002R(コンセントタイプ)」、3000VA/2700Wの「BU3002RH(端子台タイプ)」の3モデルを用意した。3000VA/2700Wタイプでは、サーバーやストレージの接続に適したIEC規格の出力コンセントを10個搭載しているため、電源タップを別途用意する必要がない。

 UPSのBU-2R(H)に合わせて、UPSと連動してサーバーを自動でシャットダウン/再起動するソフト「VirtuAttendant」も用意した。特徴は、サーバー仮想化環境向けの機能を搭載したこと。仮想サーバーのON/OFF状態を自動で判断できるため、仮想サーバーのシャットダウン時に経過時間などを考慮する必要がない。また、GUI画面のクリックだけで仮想サーバーだけをシャットダウンできるようにした。

BU-2R(H)の概要
用途と機能サーバー仮想化環境向けの無停電電源装置(UPS)。200V仕様のサーバーで利用できる。複数台の仮想サーバーを収容可能な、消費電力が大きいサーバー機と組み合わせて使うことを想定している
ハードウエアの特徴仮想サーバーのシャットダウンに必要な時間を確保するため、増設用のバッテリユニットを最大3台まで接続できる。UPSの大容量モデル(5000VA/4500W)の場合、4500Wの負荷容量を約60分バックアップできる
モデル構成容量に応じて、5000VA/4500Wの「BU5002R」、3000VA/2700Wの「BU3002R(コンセントタイプ)」、3000VA/2700Wの「BU3002RH(端子台タイプ)」、---の3モデルを用意した
自動シャットダウンソフトサーバー仮想化環境向けの機能を搭載した。仮想サーバーのON/OFF状態を自動で判断できるため、仮想サーバーのシャットダウン時に経過時間などを考慮する必要がない。また、GUI画面のクリックだけで仮想サーバーだけをシャットダウンできる
価格(税別)UPSのBU-2R(H)が45万2000円から、自動シャットダウンソフトのVirtuAttendantが17万5000円
発表日2019年12月12日
提供開始日2020年2月