サイバートラストの「CentOS 8 延長サポート」は、Linuxの1つであるCentOS 8を導入済みの企業に向けて、最長で2029年5月までCentOS 8をサポートするサービスである。修正パッケージと、日本語によるサポートサービスを組み合わせて提供する。
CentOS 8は、CentOSの現行バージョンの1つであり、2021年12月31日にサポート(メンテナンス更新)が終了する。このため、CentOS 8を使い続けるユーザーは、2022年以降はセキュリティの修正などを受けられなくなる。
CentOS 8のユーザーには、CentOS StreamやCentOS 7など別バージョンに移行する選択肢、CentOS互換の商用LinuxであるRed Hat Enterprise Linux(RHEL)を使う選択肢、CentOS以外のRHEL互換OSを使う選択肢、2022年以降もCentOS 8を使い続ける選択肢などがある。
サイバートラストのCentOS 8 延長サポートを契約すると、CentOS 8のサポートが終了した後もセキュリティの修正などを反映できる。最長で2029年5月までサポートする。RHEL互換OS「MIRACLE LINUX 8 Asianux Inside」のライセンスも付属する。
CentOS 8 延長サポートの概要
用途と機能 | CentOS 8を導入済みの企業に向けて、CentOS 8のサポート(メンテナンス更新)終了後もCentOS 8のサポートを提供するサービス |
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サポート内容 | 修正パッケージと、日本語によるサポートサービスを組み合わせて提供する。Red Hat Enterprise Linux互換OS「MIRACLE LINUX 8 Asianux Inside」のライセンスも付属する |
サポート期間 | 最長で2029年5月まで |
価格(税別) | ・1年間のサポート付きで7万8000円 ・3年間のサポート付きで16万2000円 ・5年間のサポート付きで22万2000円 |
発表日 | 2020年12月22日 |
提供開始日 | 2021年1月4日 |