米xSecuritasの「ScreenWaterMark」(スクリーンウォーターマーク)は、クライアントPCを介した情報漏洩への対策として、Windows PCの画面にウオーターマーク(透かし文字)を表示するソフトである。画面のキャプチャーやスマートフォンでの撮影といった、情報漏洩につながる行為を抑止する。国内ではサイバーフォートレスが販売している。
管理対象のWindows PCに専用のエージェントソフトをインストールして使う。エージェントソフトは、管理用のパスワードを入力しないと終了/削除できない仕組み。ウオーターマークの表示ポリシーは、管理コンソールから設定できる。表示ポリシーは、エージェントソフトをインストールしたWindows PCに自動で反映する。
ウオーターマークとして表示できる情報は、任意の文字列、日付や時間、ユーザー名/IPアドレスなどの固有情報、画像(GIF、JPG、PNG、BMP)など。フォント、サイズ、表示位置、角度、透明度、色、点滅表示などを設定できる。文字背景やアウトラインの有無といった視覚的な表現も可能である。
アプリケーションに応じてウオーターマークの表示を制御できる。ウオーターマークを表示させたいアプリケーションを設定しておけば、設定したアプリケーションを使っている時にウオーターマークを表示する。反対に、設定したアプリケーションを使っている時に限ってウオーターマークを表示しない使い方もできる。
スケジュールに応じてウオーターマークの表示を制御できる。曜日や時間を指定して、1週間のうちの特定のタイミングや一定期間ウオーターマークを表示したりできる。ユーザーやグループに応じて異なるウオーターマークを表示させることもできる。
ウオーターマークを表示しているにもかかわらずユーザーがPC画面をキャプチャーしたり印刷したりした際には、その旨を操作ログに記録する。「いつ」「だれが」「どのような画面」をキャプチャーしたのかを管理コンソールから確認できる。
用途と機能 | クライアントPCを介した情報漏洩への対策として、Windows PCの画面にウオーターマーク(透かし文字)を表示するソフト。画面のキャプチャーやスマートフォンでの撮影といった、情報漏洩につながる行為を抑止する |
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アーキテクチャ | 管理対象のWindows PCに専用のエージェントソフトをインストールして使う。エージェントソフトは、管理用のパスワードを入力しないと終了/削除できない仕組み。ウオーターマークの表示ポリシーは、管理コンソールから設定できる。表示ポリシーは、エージェントソフトをインストールしたWindows PCに自動で反映する |
ウオーターマークとして表示できる情報 | 任意の文字列、日付や時間、ユーザー名/IPアドレスなどの固有情報、画像(GIF、JPG、PNG、BMP)など。フォント、サイズ、表示位置、角度、透明度、色、点滅表示などを設定できる。文字背景やアウトラインの有無といった視覚的な表現も可能 |
アプリケーションに応じた表示制御 | ウオーターマークを表示させたいアプリケーションを設定しておけば、設定したアプリケーションを使っている時にウオーターマークを表示する。反対に、設定したアプリケーションを使っている時に限ってウオーターマークを表示しない使い方もできる |
スケジュールに応じた表示制御 | 曜日や時間を指定して、1週間のうちの特定のタイミングや一定期間の間でウオーターマークを表示できる |
ユーザーに応じた表示制御 | ユーザーやグループに応じて異なるウオーターマークを表示させられる |
ログ記録機能 | ウオーターマークを表示しているにも関わらずユーザーがPC画面をキャプチャーしたり印刷したりした際には、その旨を操作ログに記録する。「いつ」「だれが」「どのような画面」をキャプチャーしたのかを管理コンソールから確認できる |
エージェントソフトの稼働OS | Windows 7以降およびWindows Server 2008 R2以降 |
価格 | ライセンスは月額/年額/買い切りの3種類で、いずれも個別見積もり。サイバーフォートレスは「1ライセンスあたり月額1000円を切る価格感」としている |
発表日 | 2021年1月6日 |
提供開始日 | 2021年1月6日 |
備考 | 発表日/提供開始日と価格は、販売代理店であるサイバーフォートレスのもの |