Arcserve Japanの「Arcserve Email Archiving」は、企業が送受信したメールを数年間などの長期にわたって保存するメールアーカイブ製品である。取引先などとの間で過去にやりとりしたメールの中から、検索条件に合致したメールを抽出できる。訴訟対策としてのeディスカバリ(電子証拠開示)の用途にも利用できる。

Arcserve Email Archivingのシステム構成
(出所:Arcserve Japan)
[画像のクリックで拡大表示]

 検索時の使い勝手に注力している。検索条件に指定できる項目として、宛先や送信元だけでなくCcやBccのメールアドレスを指定できる。添付ファイル名も指定できる。検索条件ごとに都度メールをダウンロードするだけでなく、検索ごとにメールを選択しておき、複数の検索結果にまたがって一括ダウンロードできる。

メールの検索項目を増やし、CC、BCC、添付ファイル名を指定して検索できるようにした
(出所:Arcserve Japan)
[画像のクリックで拡大表示]

 アーカイブ対象のメールは、使用中のメールサーバーが備えるジャーナル機能を使ってArcserve Email Archivingに複写転送する。アーカイブ対象として動作を保証するメールサーバーは、Exchange Server、Exchange Online(Microsoft 365)、Google Workspace 、Postfixである。

 配信/開封確認に利用するOutlookリッチテキスト(TNEF)形式メールもアーカイブできる。

 製品は、仮想アプライアンスの形態で提供する。VMware環境またはHyper-Vの上で動作する。オンプレミス環境やMicrosoft Azure(パブリッククラウド)上で動作させることができる。SaaS型クラウドサービスの形で提供する「Arcserve Email Archiving Cloud」も用意している。

Arcserve Email Archivingの概要
用途と機能企業が送受信したメールを数年間などの長期にわたって保存するメールアーカイブ製品。取引先などとの間で過去にやりとりしたメールの中から、検索条件に合致したメールを抽出できる
検索時の使い勝手検索条件に指定できる項目として、宛先や送信元だけでなくCcやBccのメールアドレスを指定できる。添付ファイル名も指定できる。検索条件ごとに都度メールをダウンロードするだけでなく、検索ごとにメールを選択しておき、複数の検索結果にまたがって一括ダウンロードできる
アーカイブ対象メール使用中のメールサーバーが備えるジャーナル機能を使ってArcserve Email Archivingに複写転送する
動作を保証するメールサーバーExchange Server、Exchange Online(Microsoft 365)、Google Workspace 、Postfix
提供形態仮想アプライアンス。VMware環境またはHyper-Vの上で動作する。オンプレミス環境やAzure(パブリッククラウド)上で動作させることができる。SaaS型クラウドサービスの形で提供する「Arcserve Email Archiving Cloud」も用意している
価格(税別)・50メールボックスの最小構成で、サブスクリプションの場合、年額17万円(1メールボックスあたり年額3400円)
・SaaS版のArcserve Email Archiving Cloudは、ストレージ容量1Tバイトの最小構成で、年額52万5000円
発表日2021年1月7日(Arcserve Email Archiving 6.5 Update 1)
提供開始日2021年1月7日(Arcserve Email Archiving 6.5 Update 1)