住友電工情報システムの「楽々Document Plus Ver.6.0」は、文書管理サーバーソフトである。企業の文書を「フォルダー」と「文書(ドキュメント)」の階層構造で管理する。1つの「文書」に複数のファイルを添付して「フォルダー」に保管する、という管理形態をとる。Webアプリケーションとして動作する。
登録する「文書」には、「日付」や「作成者」といった任意の項目を属性として付与できる。全文検索(あいまい検索)に加えて、文書の属性による絞り込み検索(属性検索)ができる。
社内に分散しているファイルサーバー上にある文書を、ドラッグ&ドロップ操作で楽々Document Plusに登録できる。これにより、各部門に分散するファイルサーバーをまたがって検索・閲覧できるようになる。
複合機のスキャナー機能を使って紙文書を電子化し、楽々Document Plusに登録する使い方もできる。こうして登録したファイルはOCR(光学文字読み取り)処理によって、全文検索の対象になる。
使いやすい画面デザインを心掛けたという。画面全体の色調を統一し、ボタンや文字の余白など細部にまで注力している。メニューも、分かりやすいように管理メニューをいくつかのカテゴリに分類し、カテゴリごとに見出しと補足説明を付けている。
ポータル画面(トップ画面)は、カスタマイズできる。「お知らせ」「文書リンク集」「アクセスランキング」「最近見た文書」「全文検索ボックス」の5つの情報のうち、表示させたいものだけを表示できる。利用者に応じて、システム管理部門に対してのみアクセスランキングを表示する、といった制御もできる。
楽々Document Plus Ver.6.0の概要
用途と機能 | 文書管理サーバーソフト。企業の文書を「フォルダー」と「文書(ドキュメント)」の階層構造で管理する。1つの「文書」に複数のファイルを添付して「フォルダー」に保管する、という管理形態をとる |
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稼働形態 | Webアプリケーション。Webブラウザーでアクセスして使う |
文書の属性 | 登録する「文書」には、「日付」や「作成者」といった任意の項目を属性として付与できる。全文検索(あいまい検索)に加えて、文書の属性による絞込み検索(属性検索)ができる |
文書の登録方法 | 社内に分散しているファイルサーバー上にある文書を、ドラッグ&ドロップ操作で楽々Document Plusに登録できる。各部門に分散するファイルサーバーをまたがって検索・閲覧できる |
紙文書の登録方法 | 複合機のスキャナー機能を使って紙文書を電子化し、楽々Document Plusに登録する使い方もできる。こうして登録したファイルはOCR(光学文字読み取り)処理によって、全文検索の対象になる |
稼働環境 | 稼働OSはWindows Server。WebアプリケーションサーバーはTomcat。文書属性などを登録するデータベースサーバーはPostgreSQL、Oracle Database、SQL Serverのいずれか |
価格(税別) | 150万円から |
発表日 | 2021年1月14日 |
提供開始日 | 2021年1月28日 |