シュナイダーエレクトリックの「EcoStruxure マイクロデータセンター」は、エッジ環境におけるデータセンターとして運用できるシステム製品である。壁掛けも可能な6Uサイズのラックに、電源、物理セキュリティ、リモート監視ソフトなどを統合している。

エッジ環境向けラック「NetShelter WX 6U Low-Profile Wall Mount Enclosure」を用いたマイクロデータセンターの外観
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 製品の中核をなす「NetShelter WX 6U Low-Profile Wall Mount Enclosure」は、エッジ環境向けに設計した、サイズ6Uの小型ラックである。一般的なサイズのラックマウント型サーバー機を収容できる。耐荷重は113キログラムで、重い機器も搭載できる。機器を容易に構成できるよう、各種のケースを想定したリファレンス・アーキテクチャを用意した。

 ラックは、設置場所に困る店舗やオフィスでも設置しやすいように、薄型の設計で設置面積を削減したほか、床置きだけでなく壁掛けもできるようにした。また、ダストフィルターを標準装備しているため、塵や埃の多いバックヤードにも設置できる。ドアとパネルはすべて施錠できる。

 ラックと組み合わせる基本構成システムとして、リチウムイオン型のUPS(無停電電源装置)「Smart-UPS Lithium-ion」、リモートで電源のON/OFFができるラック用電源タップ「AP7900B」、不審者の侵入を通知したり温度、湿度などの環境を監視できるラック監視機器「NetBotz」などを用意している。

 クラウドベースのITインフラ設備管理サービス「EcoStruxure IT Expert」を使うと、IT管理者が常駐していないエッジ環境でも、リモートから機器の稼働を確認できる。シュナイダーエレクトリックの専門家が24時間365日遠隔監視し、保守契約に基づいた修理対応を行う「EcoStruxure Asset Advisor」も用意した。

EcoStruxureマイクロデータセンターの概要
用途と機能エッジ環境におけるデータセンターとして運用できるシステム製品。壁掛も可能な6Uサイズのラックに、電源、物理セキュリティ、リモート監視ソフトなどを統合している
ラックのサイズ6U。幅968×奥行き353ミリメートル
ラックの耐荷重113キログラム
ラックの設置方法床置きのほか、壁掛けもできる。ダストフィルターを標準装備し、塵や埃の多いバックヤードにも設置できる
基本構成システム■リチウムイオン型のUPS(無停電電源装置)「Smart-UPS Lithium-ion」
■リモートで電源のON/OFFができるラック用電源タップ「AP7900B」
■不審者の侵入を通知したり温湿度などの環境を監視できるラック監視機器「NetBotz」
など
価格(税別)■ラック「NetShelter WX 6U Low-Profile Wall Mount Enclosure」は、12万5000円
■ラック「NetShelter WX 6U Low-Profile Wall Mount Enclosure」、UPS「Smart-UPS Lithium-ion」、電源タップ「AP7900B」、ラック監視機器「NetBotzシリーズ」のセットは、約40万円台
発表日2020年1月15日
提供開始日2020年1月24日