キヤノンITソリューションズの「WebPerformer Cloud」は、Webアプリケーションを自動生成できる開発環境を、クラウド型で提供するサービスである。開発ツール「Web Performer」の利用環境を、AWS(Amazon Web Services)上で提供する。Java環境などを自前で整備することなく、すぐにWebアプリケーションの開発に着手できる。

WebPerformer Cloudの構成要素。Webアプリケーションの超高速開発ツール「Web Performer」の利用環境と、生成したWebアプリケーションの実行環境をAWS上で提供する。リモートからWebブラウザーを介してWeb Performerを操作するためのRDPゲートウエイ「Ericom AccessNow」も提供する
(出所:キヤノンITソリューションズ)
[画像のクリックで拡大表示]

 開発したWebアプリケーションをデプロイ(配置)して実行するための実行環境も、AWS上にセットで提供する。Webアプリケーションの稼働に必要なデータベース管理システムとして、「Amazon RDS」もセットで提供する。2020年5月末には、負荷分散などの機能も提供する。

 Webアプリケーションを自動的にデプロイ、管理、スケーリングできる機能「AWS Elastic Beanstalk」も提供する。管理画面を介してWebアプリケーションをデプロイできる。デプロイ後は、Webアプリケーションの負荷分散、オートスケール、状態監視なども自動で処理できる。

 クラウド上に用意した開発環境をリモートから利用する仕組みとして、VDI(デスクトップ仮想化)ソフト「Ericom AccessNow」(イスラエルEricom Software製)をセットで提供する。Windows標準のRDPをHTML5に変換するゲートウエイサーバーであり、HTML5対応のWebブラウザーを介してAWS上のWindows PCを操作できる。

 Web Performerは、Webアプリケーションをプログラミングすることなく自動で生成する開発ツールである。Javaアプリケーションサーバー上で稼働するWebアプリケーションを自動で生成する。Java開発用のIDE(統合開発環境)であるEclipseのプラグインとして動作する。

 開発作業として、データベースのスキーマ情報(項目の属性や名前など)、業務フロー(登録、更新、既存の業務フローの呼び出しなど)、画面情報(表示項目、レイアウト)、---の3つの情報を記述するだけでよい。これらの情報を基に、Javaのソースコードやドキュメントを自動で生成する。

WebPerformer Cloudの概要
用途と機能Webアプリケーションを自動生成できる開発環境を、クラウド型で提供するサービス。開発ツール「Web Performer」の利用環境を、AWS(Amazon Web Services)上で提供する
開発機能Web Performerは、Javaアプリケーションをプログラミングすることなく自動で生成できる開発ツール。Java開発用のIDE(統合開発環境)であるEclipseのプラグインとして動作する。データベースのスキーマ情報、業務フロー、画面情報、の3つの情報を基に、ソースコードを自動生成する
実行環境開発したWebアプリケーションをデプロイ(配置)して実行するための実行環境も、AWS上にセットで提供する。Webアプリケーションの稼働に必要なデータベース管理システムとして、「Amazon RDS」もセットで提供する。
運用機能Webアプリケーションを自動的にデプロイ、管理、スケーリングできる機能「AWS Elastic Beanstalk」も提供する
VDI環境クラウド上に用意した開発環境をリモートから利用する仕組みとして、VDI(デスクトップ仮想化)ソフト「Ericom AccessNow」(イスラエルEricom Software製)をセットで提供する。Windows標準のRDPをHTML5に変換するゲートウエイサーバーであり、HTML5対応のWebブラウザーを介してAWS上のWindows PCを操作できる
価格(税別)同時アクセスできる開発者が2人までの最小構成で月額30万円、同時アクセス5人で月額50万円
発表日2020年1月21日
提供開始日2020年1月31日