キヤノンITソリューションズの「EDI-Master B2B for JX-Client」は、インターネットを使ったEDI(電子データ交換)プロトコルの1つ、JX手順に対応したクライアント通信ソフトである。

JX手順のクライアントソフトウエアをバージョンアップし、電子証明書の運用負荷を軽減。クライアント証明書の取り込みと更新を自動化した
(出所:キヤノンITソリューションズ)
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 JX手順の特徴は、クライアント(卸業者)がサーバー(小売業)に対して定期的に情報を取得しにいく、プル型モデルを採用していること。小規模な卸会社でも、クライアントPCにJX手順のクライアントソフトを導入するだけで参加できる。

 これに対し、他のEDIプロトコルの多くは、小売業と卸業者の双方にサーバーソフトを導入して取引データを送信するプッシュ型のモデルを採用している。EDIサーバーの運用が必要になるため、中小企業では導入が難しい。

 EDI-Master B2B for JX-Clientでは、電子証明書の運用負荷を軽減している。インテックが発行する流通BMS用のクライアント証明書「EINS/PKI for EDI」を組み合わせることで、証明書の申請や導入、更新などの作業を自動化している。

 同製品を提供する背景として、JX手順は小規模な卸会社でも容易に導入できる一方で、クライアント側でも電子証明書(SSLクライアント証明書)を利用する場合、運用が煩雑になることがある。具体的には、電子証明書の選定、EDIソフトへの導入、電子証明書の更新作業などが必要になる。

EDI-Master B2B for JX-Clientの概要
用途と機能インターネットを使ったEDI(電子データ交換)プロトコルの1つ、JX手順のクライアント通信ソフト
JX手順の特徴クライアント(卸業者)がサーバー(小売業)に対して定期的に情報を取得しにいくプル型のモデルを採用。小規模な卸会社でも、クライアントPCにJX手順のクライアントソフトを導入するだけで参加できる
運用管理面の特徴電子証明書の運用負荷を軽減した。インテックが発行する流通BMS用のクライアント証明書「EINS/PKI for EDI」を組み込むことで、証明書の申請や導入、更新などの作業を自動化している
価格
(税別)
■クライアント証明書(3年)付きは、13万5000円
■クライアント証明書なしは、12万円
発表日2020年1月24日(Ver2.2)
提供開始日2020年1月24日(Ver2.2)