米InfluxDataの「InfluxDB」は、IoTセンサーデータなどの大量の時系列データを蓄積・活用する用途に特化したデータベースサーバーソフトである。無償で使えるオープンソース版のほかに商用版がある。商用版では、複数サーバーをクラスタリング構成で束ねて可用性と拡張性を確保できる。国内では伊藤忠テクノソリューションズが販売している。

 IoTセンサーが出力する時系列データをリアルタイムで取得して保存する。また、これを高速に検索できる。データ連携コネクタにより、200種類以上のデータソースに接続できる。各種のデータベースやIoTセンサーなどとデータ連携できる。

 時系列データの格納に向いた機能として、ストレージ容量を削減するデータ圧縮機能や、少ないメモリー容量でデータを解析できる機能などを備える。

 海外の事例では、産業設備やネットワークの異常検知、機械学習を組み合わせた予知保全、アプリケーションやネットワークの性能管理などに使っている。

 背景には、IoTセンサーデータの分析精度を高めるためには、高頻度でデータを収集する必要があり、データ量が膨大になるという状況がある。IoTセンサーデータは時刻と状態のデータを組み合わせた時系列データであり、時系列データベースに注目が集まっている。

InfluxDBの概要
用途と機能IoTセンサーデータなどの大量の時系列データを蓄積・活用する用途に特化したデータベースサーバーソフト
ラインアップ・オープンソース版は無償で使える
・商用版は複数サーバーをクラスタリング構成で束ねて可用性と拡張性を確保できる
特徴IoTセンサーが出力する時系列データをリアルタイムで取得して保存する。また、これを高速に検索できる。時系列データの格納に向いた機能として、ストレージ容量を削減するデータ圧縮機能や、少ないメモリー容量でデータを解析できる機能などを備える
データ連携コネクタデータ連携コネクタにより、200種類以上のデータソースに接続できる。各種のデータベースやIoTセンサーなどとデータ連携できる
主な事例産業設備やネットワークの異常検知、機械学習を組み合わせた予知保全、アプリケーションやネットワークの性能管理などに使っている
価格(税別)商用版は200万円から
発表日2021年1月18日
提供開始日2021年1月18日
備考発表日/提供開始日と価格は、販売代理店である伊藤忠テクノソリューションズのもの