ヤマハの「NVR700W」は、モバイル回線(LTE)を使ってインターネットに接続できるエッジルーター機器である。中小規模の事業所などに向く。有線の固定回線を敷設しにくい環境でも簡単にインターネットに接続できる。

モバイル回線(LTE)を使ってインターネットに接続できるエッジルーター機器「NVR700W」の外観
(出所:ヤマハ)
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アプリケーションを識別し、アプリケエーションの種類に応じて経路制御などのフィルタリングをかけられるようにした
(出所:ヤマハ)
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 光回線に接続する場合も、省スペースで済む。小型ONUを装着するためのONUポートを備えるため、外付けの据置型ONUを接続することなく、NVR700W単体で光回線を収容できる。

 オプションライセンス「YSL-DPI」の適用によって、DPI(Deep Packet Inspection)機能を利用できる。パケットの中身を細かく調べて、アプリケーションの中身を判別できる。約3000種類のアプリケーションを識別できる。

 DPIの主な目的として、アプリケーションの種類に応じてインターネットへの接続経路を切り替える“インターネットブレイクアウト”を実現できる。

 このほか、特定のアプリケーションの通信を許可・阻止したり、QoS制御によって優先度を調整したりできる。アプリケーション制御時のスループットは、300Mビット/秒である。

 なお、DPI機能を利用できるオプションライセンスは、モバイル回線(LTE)を利用できるNVR700Wだけでなく、通常のエッジルーター機器「RTX830」でも利用できる。

NVR700Wの外観
用途と機能モバイル回線(LTE)を使ってインターネットに接続できるエッジルーター機器。中小規模の事業所など、有線の固定回線を敷設しにくい環境でも簡単にインターネットに接続できる
光回線への接続小型ONUを装着するためのONUポートを備える。外付けの据置型ONUを接続することなく、NVR700W単体で光回線を収容できる
DPI機能オプションライセンス「YSL-DPI」の適用によって、DPI(Deep Packet Inspection)機能を利用できる。パケットの中身を細かく調べて、アプリケーションの中身を判別できる
識別できるアプリケーション約3000種類
DPIの主な用途■アプリケーションの種類に応じてインターネットへの接続経路を切り替える“インターネットブレイクアウト”を実現する
■特定のアプリケーションの通信を許可・阻止したり、QoS制御によって優先度を調整したりできる
価格(税別)■NVR700W本体は、11万8000円
■DPIを可能にするオプションライセンス(YSL-DPI)は、1年間で2万3500円、または5年間で7万500円
発表日2020年2月26日(オプションライセンス「YSL-DPI」)
提供開始日2020年3月(オプションライセンス「YSL-DPI」)