キャップクラウドの「anyplaceパスポート」は、社員にテレワーク用スペースを提供したい企業に向けて、全国99箇所(2021年1月26日時点)のテレワーク用スペースを月額固定費で提供するサービスである。同時利用ユーザー1人あたり月額3万円で利用できる。同時ユーザー数が契約ユーザー数を超えない範囲で、同じ会社であれば誰でも同時に利用できる。

anyplaceパスポートの使い方と、スマートフォンアプリの画面
(出所:キャップクラウド)
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 システムは、社員が利用するスマートフォンアプリ、テレワーク用スペースに設置するBeacon端末、クラウドサービスの3つで構成する。社員はスマートフォンアプリを使って、それぞれの店舗に入退出する。Beacon端末とスマートフォンアプリがBluetoothで通信することによって、入退出した店舗がどこなのかが分かる。

 テレワーク用スペースの利用料金は、サービスを導入した企業に直接請求する。このため、企業は社員との間で経費精算などの処理が必要ない。

 入退出を記録しているため、企業の管理画面上では、社員の勤務状況(誰が、いつ、どこで働いているのか)をリアルタイムに把握できる。入退出記録はファイルとしてダウンロードできるので、外部の勤務管理システムに取り込める。

 テレワーク用スペースとして利用できるのは、全国99箇所(2021年1月26日時点)である。都心のコワーキングスペース、郊外のカフェ、地方のワーケーションに適したゲストハウス、ホテルラウンジなど、各種の施設を利用できる。

 背景には、テレワークが普及している一方で、在宅勤務が難しいためにテレワークの場所を確保できない社員が多いという状況がある。オフィスでも自宅でもない第3のワークスペースが望まれている。

 なお、複合カフェ「自遊空間」を運営するランシステムは、anyplaceパスポートと同一のシステム基盤を使って、anyplaceパスポートとは独立した類似サービス「R-Work」を運営している。R-Workでは、サービス開始時点でランシステムが運営する複合カフェ「自遊空間」129店舗をワークスペースとして利用できる。

anyplaceパスポートの概要
用途と機能社員にテレワーク用スペースを提供したい企業に向けて、全国99箇所(2021年1月26日時点)のテレワーク用スペースを月額固定費で提供するサービス
システム構成社員が利用するスマートフォンアプリ、テレワーク用スペースに設置するBeacon端末、クラウドサービスの3つで構成する
実際の使い方社員はスマートフォンアプリを使って、それぞれの店舗に入退出する。店舗に設置したBeacon端末とスマートフォンアプリがBluetoothで通信することによって、入退出した店舗がどこなのかが分かる
利用料の請求テレワーク用スペースの利用料金は、キャップクラウドから、サービスを導入した企業に直接請求する。このため、企業は社員との間で経費精算などの処理が必要ない
勤務状況の把握入退出を記録しているため、企業の管理画面上では、社員の勤務状況(誰が、いつ、どこで働いているのか)をリアルタイムに把握できる。入退出記録はファイルとしてダウンロードできるので、外部の勤務管理システムに取り込める
利用できるテレワーク用スペース全国99箇所(2021年1月26日時点)。都心のコワーキングスペース、郊外のカフェ、地方のワーケーションに適したゲストハウス、ホテルラウンジなど、各種の施設を利用できる
価格(税別)同時利用ユーザー1人あたり月額3万円
発表日2021年1月29日
提供開始日2020年12月1日