国際産業技術(KSG)の「KSGプライベートクラウドサービス」は、同社のデータセンターにユーザー企業のプライベートクラウドを構築するサービスである。サーバー環境として、Solarisサーバー(SPARCおよびIntel Xeon)、VMware環境、Xen環境をラインアップする。

 特徴は、Solarisサーバーをクラウドサービスとして提供すること。SPARCとIntel Xeonの両アーキテクチャを用意した。オンプレミス環境で動作しているSolarisサーバーをクラウドに移行できる。また、ユーザーの拠点とプライベートクラウドはレイヤー2で直接接続できるため、オンプレミス環境と同様にSolarisサーバーにアクセスできる。

 プライベートクラウドへのマイグレーション(移行)も支援する。現状のシステムを解析し、システムになるべく手を加えずに移行する。「社内にSPARC/Solarisを触れるエンジニアがいないが、SPARCのシステムは動かし続けたい」という需要に応えられるとしている。

 Solarisの仮想環境として、Oracle VM Server for SPARCまたはSolaris 11 Kernel Zoneを利用する。仮想サーバーだけでなく、SPARCやIntel Xeonの物理サーバーも提供可能だ。ユーザーが保有するSPARCサーバーやOracle Exadataをコロケーション型で設置する使い方もできる。なお、バックアップはOracle SolarisのZFS機能を使う。

 KSGによると、ハードウエアの調達費用が安いことと、都心のデータセンターよりも設備費用が安価な準東京圏のデータセンターを利用することで、都心のデータセンターと比べて料金を安価に抑えた。なお、RTT(往復遅延時間)は、都心のデータセンター並みとしている。

KSGプライベートクラウドサービスの概要
用途と機能国際産業技術のデータセンターにユーザー企業のプライベートクラウドを構築するサービス。サーバー環境として、Solarisサーバー(SPARCおよびIntel Xeon)、VMware環境、Xen環境をラインアップする
特徴Solarisサーバー(SPARCおよびIntel Xeon)をクラウド型で用意すること
レイヤー2
接続
ユーザーの拠点とプライベートクラウドをレイヤー2で直接接続できる。オンプレミス環境と同様にSolarisサーバーにアクセスできる
マイグレーション支援現状のシステムを解析し、システムになるべく手を加えずに移行する
Solarisの
仮想環境
Oracle VM Server for SPARCまたはSolaris 11 Kernel Zoneを利用する
ベアメタルSPARCやIntel Xeonの物理サーバーも提供できる。ユーザーが保有するSPARCサーバーやOracle Exadataをコロケーション型で設置する使い方もできる
ロケーション準東京圏のデータセンターを利用することで、都心のデータセンターと比べて料金を安価に抑えた
価格(税別)サーバーにOracle SPARC S7を使い、128vCPU(16コア)、メモリー256Gバイトで、OSがSolaris 11の場合、1年契約で月額61万円、2年契約で月額39万円、3年契約で月額30万円
発表日2020年2月20日
提供開始日2020年2月20日