インターネットイニシアティブの「IIJクラウドプロキシサービス」は、アクセス先のSaaSに応じて適切な通信経路を自動選択するクラウド型のプロキシーサービスである。

「IIJクラウドプロキシサービス」の概要
(出所:インターネットイニシアティブ)
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 ユーザーはIIJクラウドプロキシサービスを介し、接続先に応じて異なる経路でSaaSやその他のインターネット上のサービスにアクセスする。通信経路をSaaSごとに選択するルールは、Web管理画面で設定変更や編集ができる。ルールに優先順位を付けることで、細かい制御も可能だ。

 Office 365やG Suiteなど特定のSaaSについては、宛先URLの最新リストを自動更新するテンプレートとして提供する。これらのSaaSはサーバー構成と接続先のアドレス情報(FQDN)が頻繁に変わるため、手動で設定を変更する負荷が大きいという事情がある。

 テンプレートを用いると、Office 365やG Suiteのユーザーは宛先URLの変更を意識することなく、これらのSaaSに適した経路を使い続けられる。従来はURLが変更になると、ルールを手動でメンテナンスしない限り、経路制御のルールに合致しなくなってしまっていた。

 IIJクラウドプロキシサービスの利用にあたっては、リージョンを東日本と西日本から選択できる。両方のリージョンを契約すると、災害対策として利用できる。

IIJクラウドプロキシサービスの概要
用途と機能アクセス先のSaaSに応じて適切な通信経路を自動選択するクラウド型のプロキシーサービス
経路選択
ルールの設定
Web管理画面で設定変更や編集ができる。ルールに優先順位を付けることによって、細かい制御ができる
特定SaaS向けテンプレートOffice 365やG Suiteなど特定のSaaSについては、宛先URLの最新リストを自動更新するテンプレートとして提供する。これらのSaaSはサーバー構成と接続先のアドレス情報(FQDN)が頻繁に変わるため、手動で設定を変更する負荷が大きかった
リージョン東日本と西日本から選択できる。両方のリージョンを契約すると、災害対策として利用できる
価格(税別) 月額16万3000円から。初期費用は12万円から
発表日2020年3月10日(G SuiteのURLリストの提供)
提供開始日2020年3月10日(G SuiteのURLリストの提供)