ケーエルディスカバリ オントラックの「TaaS(ターズ)」(Tape as a Service)は、テープ媒体に記録したバックアップデータを保守するサービスである。年契約の月額制サービスであり、用途やテープ本数などの要件に合わせて年間を通したプランを作成する。

 保守サービスの内容として、バックアップデータのカタログ化、新しいテープ規格へのデータの移行、大容量テープへのバックアップデータの集約、ハードディスクへのデータの復元、読めないデータの復旧、データの破棄など、バックアップテープに関する各種の運用保守を提供する。

 オプションで、カタログデータ(テープ内データのリスト)をオントラック・ジャパン側で管理するサービスや、リストア後のデータをクラウド上で保管・管理するサービス、日付などの情報から特定のメールデータを抽出するサービスなども用意している。

 各種のバックアップソフトが記録したデータを読み出せる。Veritas NetBackupやEMC Networker、HP DataProtector、Veeam、Arcserve Backup、Veritas BackupExeなどである。各種のテープフォーマットを読み出せる。LTO 1-8、DLT / SDLT、4/8mm DAT、DDS、IBM Enterprise、AIT/AIT2/AIT3、Exabyte 8mm 8200/8500/8700、StorageTekシリーズなどである。

TaaS(ターズ)の概要
用途と機能テープ媒体に記録したバックアップデータを保守するサービス。年契約の月額制サービスであり、用途やテープ本数などの要件に合わせて年間を通したプランを作成する
保守サービスの内容カタログ化テープ内のデータを見える化し、ファイルリスト(メタデータ)の情報を抽出する(バックアップの日時、セッション名、ファイル名、ファイル容量、テープの順序などの情報)
テープリストア(復元)テープからバックアップデータをリストアする。ほぼ全てのバックアップソフトに対応する。リストアデータはハードディスクに保管する
テープコンバージョンテープドライブが壊れてしまった、またはもう保持していないような古いフォーマットのメディアからデータを抽出し、新しいメディアやフォーマットにデータを移行する(例:LTO1からLTO6に移行)
テープデータ集約LTFS(Linear Tape File System)フォーマットを使い、古いテープを新しいテープに集約する(例:30本のSuper DLTを1本のLTO6に統合)
テープリカバリ(復旧)テープのデータを復旧する(カビ、破損、リードエラーなど)
データ破棄デガウザによるテープ破棄
オプションサービスカタログデータ(テープ内データのリスト)をオントラック・ジャパン側で管理するサービス
リストア後のデータをクラウド上で保管・管理するサービス
日付などの情報から特定のメールデータを抽出するサービス
など
バックアップソフトVeritas NetBackup
EMC Networker(旧Legato Networker)
IBM Spectrum(旧IBM Tivoli)
Storage Manager
Commvault
HP DataProtector(Omniback)
Veeam
Windows NT Backup
Arcserve Backup
Veritas Backup Exe
UltraBac、PIO、ar、ump
テープフォーマットLTO 1-8
DLT / SDLT
4/8mm DAT、DDS
IBM Enterprise
AIT/AIT2/AIT3
Exabyte 8mm 8200/8500/8700
StorageTekシリーズ
価格(税別)バックアップデータのリストアの場合、LTO5×年間25本で月額10万円から、Arcserveで作成したLTO2テープ×年間51本で月額17万8500円など。契約本数が多いとテープ1本あたりのリストア単価が安くなる
発表日2021年3月9日
提供開始日2021年3月15日