アドバネットの「AdEXP1587」と「A3pci1586」は、PCI Express接続デバイスをイーサネット経由で使えるようにする拡張カードである。コンピュータ側に搭載するホストバスアダプタが「AdEXP1587」で、PCI Express接続デバイスとイーサネットをブリッジするスレーブカードが「A3pci1586」である。

ExpEtherを運用するためのPCI接続カード製品のイメージ
(出所:アドバネット)
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 ホストバスアダプタのAdEXP1587は、コンピュータのPCI Expressバスに挿して使う。一方、スレーブカードのA3pci1586は、PCI Expressカードを接続して使う。この状態で、ホストバスアダプタとスレーブカードがイーサネットで通信する。スレーブカードは、PCI Expressカードを収容するラックに搭載して利用する。

 AdEXP1587とA3pci1586は、NECが開発した、PCI Express接続デバイスをイーサネット経由で使えるようにする技術「ExpEther」を実装したPCIカード製品である。NECは、ExpEtherを実装した機器を開発する産業機器メーカーに向けて、FPGAで使えるIPコア(回路の設計情報)を提供している。AdEXP1587とA3pci1586は、このIPコアを実装している。

 ExpEtherは、PCI Express通信をイーサネットフレームでカプセル化することによって、パソコンのPCI Expressバスをイーサネットで延長する仕組みである。メリットの1つは、PCI Expressインタフェースを数キロメートル以上に延長できる点である。また、ソフトウエア制御でPCI Expressデバイスの接続を変更できる。

AdEXP1587とA3pci1586の概要
用途と機能PCI Express接続デバイスをイーサネット経由で使えるようにする拡張カード。コンピュータ側に搭載するホストバスアダプタが「AdEXP1587」で、PCI Express接続デバイスとイーサネットをブリッジするスレーブカードが「A3pci1586」である
運用方法ホストバスアダプタのAdEXP1587は、コンピュータのPCI Expressバスに挿して使う。スレーブカードのA3pci1586は、PCI Expressカードを接続して使う。この状態で、ホストバスアダプタとスレーブカードがイーサネットで通信する。スレーブカードは、PCI Expressカードを収容するラックに搭載して利用する
要素技術NECが開発した、PCI Express接続デバイスをイーサネット経由で使えるようにする技術「ExpEther」を実装したPCIカード製品である。NECは、ExpEtherを実装した機器を開発する産業機器メーカーに向けて、FPGAで使えるIPコア(回路の設計情報)を提供している
ExpEtherの仕組みPCI Express通信をイーサネットフレームでカプセル化することによって、パソコンのPCI Expressバスをイーサネットで延長する仕組み
ExpEtherのメリットPCI Expressインタフェースを数キロメートル以上に延長できること。また、ソフトウエア制御でPCI Expressデバイスの接続を変更できる
価格(税別)個別見積もり
発表日2021年3月29日
提供開始日2021年9月(予定)