リアルネットワークスの「SAFR 2.0」は、画像認識を利用した顔認証ソフトである。顔認証の精度の高さをうたっている。現行版は、感染症対策でマスクを着用している人に対しても顔認証を実施できるようにしている。マスク着用時の顔画像を登録しておけば、マスクを外さずにセキュリティーゲートを通過できる。

「SAFR2.0」による顔認証。マスクの種類が異なっても問題なく認証できるとしている
(出所:リアルネットワークス)
[画像のクリックで拡大表示]

 SAFRの顔認識エンジンは米RealNetworksが保有する大量の顔データを利用して開発したとしている。同社は動画や写真を友人や家族と共有できるコンシューマ向けサービス「RealTimes」を提供しており、ここに蓄積された顔データを利用した。

 光の状態が悪い画像、顔の一部が隠れている画像、真正面を向いていない画像など、判断が難しい顔画像であっても高精度で認証できるとアピールする。従来版では目、鼻、口のうち2つが写っていれば認証可能で、サングラスをかけていたり、帽子をかぶっていたりしても認証できた。現行版はアルゴリズムを改良し、マスクで口と鼻を覆った顔画像でも認証できるようにした。

 ソフトウエアは、カメラ映像から顔画像を切り出してサーバーに送信する顔検知ソフト(Linux、Windows、macOS、iOSで動作)と、顔画像が誰かを判定するサーバーソフト(Windows、macOS、クラウドで動作)で構成する。顔検知ソフトからサーバーへの通信や、サーバーから外部システムへの連携にはREST APIを利用する。

SAFR 2.0の概要
用途と機能画像認識を利用した顔認証ソフト
顔認証の精度光の状態が悪い画像、顔の一部が隠れている画像、真正面を向いていない画像など、判断が難しい顔画像であっても高精度で認証できる
認識に必要な要素従来版は目、鼻、口のうち2つが写っていれば認証可能で、サングラスをかけていたり、帽子をかぶっていたりしても認証できる。現行版はアルゴリズムを改良し、マスクで口と鼻を覆った顔画像でも認証できるようにしている
ソフトウエア構成カメラ映像から顔画像を切り出してサーバーに送信する顔検知ソフト(Linux、Windows、macOS、iOSで動作)と、顔画像が誰かを判定するサーバーソフト(Windows、macOS、クラウドで動作)で構成する
システム連携顔検知ソフトからサーバーへの通信や、サーバーから外部システムへの連携にはREST APIを利用する
価格オープン
発表日2020年4月2日(バージョン2.0)
提供開始日2020年4月2日(バージョン2.0)