日本ティ―マックスソフトの「OpenFrame 21」は、メインフレームで動いているCOBOLやPL/Iで書かれたレガシーアプリケーションを、再開発することなくオープン環境に移行できるソフトである。既存のソースコードを、コンテナ環境で動作するマイクロサービス型のJavaアプリケーションへと自動で変換する。開発元は韓国TmaxSoftである。

OpenFrame 21の概要
(出所:日本ティ―マックスソフト)
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 レガシーアプリケーションの1つのソースコードを、「サービスオブジェクト」「ビジネスオブジェクト」「システムランタイムサービス」「データオブジェクト/データオブジェクトファクトリ」の4種類のオブジェクトに変換する。これが、1つのWebサービスユニットになる。

 例えば、サービスオブジェクトは、Webサービスの呼び出しを受けとって処理するJavaクラスである。エントリクラスを呼び出す際のインターフェースとして機能する。1つのWebサービスには1つのサービスオブジェクトが必要になる。一方、ビジネスオブジェクトは、Javaアプリケーションのビジネスロジックを担当するクラスである。

 クラウドシステムを自動でスケーリングする機能も提供する。システムの負荷に応じて、クラスターの規模を自動的に増やしたり減らしたりして調整する。コンテナ運用基盤であるKubernetesの自動スケーリング機能も利用できる。

 なお、OpenFrameシリーズには、Javaアプリケーションに書き換えるOpenFrame 21のほかに、ソースコードを書き換えることなくそのままオープン環境で動作させるリホスト型の「OpenFrame」もある。このために必要なプリコンパイラや各種ミドルウエアを一通り提供する。

OpenFrame 21の概要
用途と機能メインフレームで動いているCOBOLやPL/Iで書かれたレガシーアプリケーションを、再開発することなくオープン環境に移行できるソフト
移行方法既存のソースコードを、コンテナ環境で動作するマイクロサービス型のJavaアプリケーションへと自動で変換する。1つのソースコードを4種類のオブジェクトに変換する。これが、1つのWebサービスユニットになる
スケーリング機能クラウドシステムを自動でスケーリングする機能も提供する。システムの負荷に応じて、クラスターの規模を自動的に増やしたり減らしたりして調整する。コンテナ運用基盤であるKubernetesの自動スケーリング機能も利用できる
OpenFrameシリーズの別製品Javaアプリケーションに書き換えるOpenFrame 21のほかに、ソースコードを書き換えることなくそのままオープン環境で動作させるリホスト型の「OpenFrame」もある
価格個別見積もり
発表日2021年4月7日
提供開始日2021年5月28日