Arcserve Japanの「Arcserve Unified Data Protection 8.0(Arcserve UDP 8.0)」は、OSを含めたシステムイメージを丸ごとブロックレベルでバックアップするイメージバックアップソフトである。前回バックアップした時からの差分だけを転送する増分バックアップ機能や、バックアップ対象サーバー側で重複を排除してから転送する機能など、バックアップ量の圧縮とバックアップ時間の短縮に注力している。

Arcserve UDPの管理画面
(出所:Arcserve Japan)
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 ソフトウエアは、バックアップ対象機(Windows、Linux)に導入するエージェントソフト、バックアップのスケジュールを管理する管理コンソール、バックアップイメージを格納する復旧ポイントサーバーで構成する。ジョブ管理ソフトなどからバックアップ処理を実行できるように、WindowsのPowerShell環境で利用できるコマンドラインプログラムも提供する。

 サーバー仮想化環境との親和性にも注力している。サーバー仮想化ソフトと連携することによって、個々の仮想マシンをエージェントソフトを使わずにバックアップできる。バックアップデータを利用して仮想マシンを作成しておれば、災害時にはリストアすることなくイメージファイルを直接起動して業務を復旧できる。

 Arcserve UDPのデータレプリケーション先となるクラウドサービス「Arcserve UDP Cloud Hybrid」と組み合わせて利用する場合、クラウドのデータをオンプレミスに複製するリバースレプリケーションがやりやすい。オンプレミスのArcserve UDPを起点にクラウドに張ったコネクションを利用してレプリケーションできる。クラウド側からオンプレミス側にコネクションを張らずに済むため、ポートの開放などネットワークの設定が要らない。

 ランサムウエア対策の一環として、バックアップデータ(復旧ポイント)をAmazon S3にコピーする際に、Amazon S3のオブジェクトロック機能(オブジェクトの削除や変更を制限する機能)を使える。Arcserve UDPの管理画面で、オブジェクトロック機能のON/OFFを制御できる。これにより、Amazon S3の改ざん/削除不可の領域にバックアップデータを2次保管できる。

 運用面では、Arcserve UDPエージェント(Windows)の設定をJSON形式でエクスポート(抽出)できる。この設定ファイルをインポートすることで、再設定や他のマシンへの移行が簡単になる。

Arcserve Unified Data Protection 8.0(Arcserve UDP 8.0)の概要
用途と機能OSを含めたシステムイメージを丸ごとブロックレベルでバックアップするイメージバックアップソフト
機能面での特徴前回バックアップした時からの差分だけを転送する増分バックアップ機能や、バックアップ対象サーバー側で重複を排除してから転送する機能など、バックアップ量の圧縮とバックアップ時間の短縮に注力している
運用面での特徴Arcserve UDPエージェント(Windows)の設定をJSON形式でエクスポート(抽出)できる。この設定ファイルをインポートすることで、再設定や他のマシンへの移行が簡単になる
ソフトウエア構成バックアップ対象機(Windows、Linux)に導入するエージェントソフト、バックアップのスケジュールを管理する管理コンソール、バックアップイメージを格納する復旧ポイントサーバーで構成する。ジョブ管理ソフトなどからバックアップ処理を実行できるように、WindowsのPowerShell環境で利用できるコマンドラインプログラムも提供する
サーバー仮想化環境との親和性サーバー仮想化ソフトと連携することによって、個々の仮想マシンをエージェントソフトを使わずにバックアップできる。バックアップデータを利用して仮想マシンを作成しておれば、災害時にはリストアすることなくイメージファイルを直接起動して業務を復旧できる
リバースリプリケーションArcserve UDPのデータレプリケーション先となるクラウドサービス「Arcserve UDP Cloud Hybrid」と組み合わせて利用する場合、クラウドのデータをオンプレミスに複製するリバースレプリケーションがやりやすい。オンプレミスのArcserve UDPを起点にクラウドに張ったコネクションを利用してレプリケーションできる。クラウド側からオンプレミス側にコネクションを張らずに済むため、ポートの開放などネットワークの設定が要らない
ランサムウエア対策バックアップデータ(復旧ポイント)をAmazon S3にコピーする際に、Amazon S3のオブジェクトロック機能(オブジェクトの削除や変更を制限する機能)が使える。Arcserve UDPの管理画面で、オブジェクトロック機能のON/OFFを制御できる。これにより、Amazon S3の改ざん/削除不可の領域にバックアップデータを2次保管できる
価格(10%消費税込み)・永久ライセンスは11万円から(年間の保守サポートを含む)
・年間ライセンスは年額3万6960円から(1年間の保守サポートを含む)
発表日2021年4月7日
提供開始日2021年4月12日