ウイングアーク1stの「Dr.Sum Cloud」は、クラウド型で利用できるBI(ビジネスインテリジェンス)ソフトである。オンプレミス型のBIソフト「Dr.Sum」をSaaS型クラウドサービスの形態で提供する。

Dr.Sum Cloudの概要
(出所:ウイングアーク1st)
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 中核機能として、インメモリー型のデータベースエンジンを搭載している。企業情報システムのデータを収集し、これを高速に集計できる。データを分析・可視化する手段として、BIダッシュボード「MotionBoard Cloud」などを利用できる。

 SaaS版では、利用できるデータ量などに応じて、Entry、Small、Medium、Largeの4つのプランを用意している。最廉価となるEntryプラン(データ上限250万件、ハードディスク容量100Gバイト)は、月額15万円で利用できる。

 関連製品として、クラウド型のETL(抽出/変換/登録)ツール「Dr.Sum Connect Cloud」を用意している。Dr.Sum CloudのSmallプラン以上と組み合わせて利用できる(Entryプランでは利用できない)。

 SmallプランとMediumプラン以上では、ハードウエアスペックだけでなく、利用できる機能も異なる。Mediumプラン以上ではIoTデータのリアルタイム処理に向いた「Dr.Sum Data Funnel」機能を搭載している。

 Dr.Sum Data Funnelを使うと、IoTデータをリアルタイムに集計できるように、機械や設備が出力するミリ秒単位のストリーミングデータを収集して加工できる。時刻の正規化、時間のズレの補正、異常値の除去、データ欠落の補完などができる。データを受信するプロトコルとして、HTTP(GET/POST)、MQTT、OPC UAを利用できる。

Dr.Sum Cloudの概要
用途と機能クラウド型で利用できるBIソフト。オンプレミス型のBIソフト「Dr.Sum」をSaaS型クラウドサービスの形態で提供する
中核機能インメモリー型のデータベースエンジンを搭載している。企業情報システムのデータを収集し、これを高速に集計できる。データを分析・可視化する手段として、BIダッシュボード「MotionBoard Cloud」などを利用できる
ETL機能クラウド型のETL(抽出/変換/登録)ツール「Dr.Sum Connect Cloud」を用意している。Smallプラン以上と組み合わせて利用できる
IoTデータのリアルタイム処理Mediumプラン以上で、機械や設備が出力するミリ秒単位のストリーミングデータを収集して加工できるDr.Sum Data Funnel機能を利用できる。時刻の正規化、時間のズレの補正、異常値の除去、データ欠落の補完などができる。データを受信するプロトコルとして、HTTP(GET/POST)、MQTT、OPC UAを利用できる
ラインアップEntrySmallMediumLarge
ベース環境(相当)2コア8Gバイト4コア16Gバイト16コア64Gバイト個別要件をヒアリングの上、ユーザーのニーズに合わせた環境を提供
ストレージ100Gバイト250Gバイト(最大1Tバイト)2Tバイト
データ件数250万件/テーブル2000万件/テーブル1億件/テーブル
インメモリー処理--
Dr.Sum Data Funnel--
Dr.Sum Connect Cloud接続(オプション)-
初期費用(税別)50万円
月額利用料(税別)15万円25万円50万円200万円から
ETLツールの価格(税別)SaaS版のDr.Sum Connect Cloudは、月額10万円から
発表日2021年4月14日(Entryプラン)
提供開始日2021年5月13日(Entryプラン)