ウイングアーク1stの「DEJIREN(デジレン)」は、チャットボットを介してシステム連携をともなう業務フローを実行できるサービスである。例えば、人間の判断が必要な場面で担当者にチャットで判断を仰いだり、チャット画面で意思を表示して受発注処理を実行したりできる。

DEJIRENの利用画面。チャットボットを介して各種のデータを取得できる
(出所:ウイングアーク1st)
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 エンドユーザーは、業務の用途に応じたチャットボットをチャットルームに参加させて利用する。人事処理用のチャットボット、経理処理用のチャットボット、業績データ確認用のチャットボットなど、開発済みのチャットボットを選んで参加させる。これらのチャットボットを窓口に、各種の業務フローを実行できる。

 典型的な使い方の1つは、チャットを介して人の判断を仰ぐこと。業務フローの自動実行中に人の判断が必要になるといった場面だ。チャットボットを使って担当者に判断を仰ぐことができる。担当者がチャットボットに返信して意思を表示すると、業務フローが再び動き出す。

 業務実績などのデータをチャットボットを介して入手する使い方もできる。BI(ビジネスインテリジェンス)ソフトに問い合わせ、取得したデータをグラフ化してチャット画面に張り付ける使い方だ。エンドユーザーはBIソフトを操作することなく、チャットを介して必要な情報を取得できる。

 受発注処理のような企業間の手続きも省力化できる。発注処理であれば、チャットを介して発注の意思を示すだけで、発注書を作成してメールを送信できる。受注業務であれば、チャットを介して受注の意思を示すだけで、発注書をデータ化してシステムに登録できる。

 システムは、APIで外部システムと連携する「コネクタ」、ユーザーとコミュニケーションを行う「ボット」、ノンプログラミングで業務フローを設計して実行できる「アクションフロー」で構成する。チャットボット画面は、WindowsまたはiOS(iPhone/iPad)で利用できる。

業務フローの設計やチャットボットの設計は、GUI画面でノンプログラミングで行える。外部システムのデータを活用し、チャットをユーザーインターフェースとする業務フローを容易に実現できる
(出所:ウイングアーク1st)
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 コネクタの例として、情報活用ダッシュボード「MotionBoard」のコネクタや、文書データ活用サービス「SPA」のコネクタがある。MotionBoardの接続データソースは100種類以上であり、接続先のデータソースを利用してグラフ、地図、リポートなどを生成できる。SPAと接続することで、帳票イメージをAI-OCRでデジタル化して保管できる。

DEJIREN(デジレン)の概要
用途と機能チャットボットを介してシステム連携をともなう業務フローを実行できるサービス。人間の判断が必要な場面で担当者にチャットで判断を仰いだり、チャット画面で意思を表示して受発注処理を実行したりできる
使い方エンドユーザーは、業務の用途に応じたチャットボットをチャットルームに参加させて利用する。人事処理用のチャットボット、経理処理用のチャットボット、業績データ確認用のチャットボットなど、開発済みのチャットボットを選んで参加させる。これらのチャットボットを窓口に、各種の業務フローを実行できる
典型的な使い方■チャットを介して人の判断を仰ぐ
業務フローの自動実行中に人の判断が必要な場面が来た際、チャットボットを使って担当者に判断を仰ぐ。担当者がチャットボットに返答して意思表示すると、業務フローが再び動き出す
■業務実績などのデータをチャットボットを介して入手する
BIソフトに問い合わせ、取得したデータをグラフ化してチャット画面に張り付けられる。エンドユーザーは、BIソフトを操作することなく、チャットを介して必要な情報を取得できる
■受発注処理などを省力化する
チャットを介して発注の意思を示すだけで、発注書を作成してメールを送信するといった発注処理を実行できる。また、チャットを介して受注の意思を示すだけで、発注書のイメージをデータ化してシステムに登録するといった受注処理を実行できる
システム構成APIで外部システムと連携する「コネクタ」、ユーザーとコミュニケーションを行う「ボット」、ノンプログラミングで業務フローを設計して実行できる「アクションフロー」で構成する
チャットボット画面WindowsまたはiOS(iPhone/iPad)で利用できる
コネクタの例情報活用ダッシュボード「MotionBoard」のコネクタや、文書データ活用サービス「SPA」のコネクタがある。MotionBoardの接続データソースは100種類以上であり、接続先のデータソースを利用してグラフ、地図、レポートなどを生成できる。SPAと接続することで、帳票イメージをAI-OCRでデジタル化して保管できる
価格(税別)初期費用は10万円
基本ライセンスは10ユーザーで月額7000円
発表日2020年4月15日
提供開始日2020年4月15日