NECプラットフォームズの「コンパクトボックス型コントローラ」は、エッジコンピューティング用途に小型のきょう体を採用したWindowsパソコンである。きょう体は180×180×50ミリメートルのボックス型で、VESAマウントやDINレール(計画中)による設置もできる。

コンパクトボックス型コントローラと、5スロットの拡張ボックスを組み合わせた時の外観。筐体の左上手前部分がコンパクトボックス型コントローラ本体
(出所:NECプラットフォームズ)
[画像のクリックで拡大表示]

 工場などでの長期間の設置を想定。2025年までの長期供給と、供給終了後6年間の保守サポートを保証している。OSは長期間のサポートが可能なWindows IoT Enterprise 2019 LTSCを搭載する。

 オプションの「拡張ボックス」を増設すると、PCI Expressボードの搭載が可能になる。拡張ボックスのPCI ExpressスロットにGPUやAIアクセラレータなどを搭載すると、画像解析やAI推論といった処理をエッジ側で実現できる。

 拡張ボックスは、拡張カードを1枚搭載できる「1スロットモデル」と、最大5枚搭載できる「5スロットモデル」の2種類をラインアップ。5スロットモデルはフルサイズのGPUカードを最大で2枚搭載できる。製品は本体と拡張ボックスに分かれているが、外観上は1台のボックス型のパソコンに見える。

 本体のコンパクトボックス型コントローラは、CPU性能とメモリー容量が異なる5つのモデルで構成する。5スロットの拡張ボックスを使う場合は、最上位スペック(CPUがCore i7-8700T、メモリー32Gバイト)の本体との組み合わせ1通りとなり、OSレスの構成になる。

コンパクトボックス型コントローラの概要
用途と機能エッジコンピューティング用途に小型のきょう体を採用したWindowsパソコン
きょう体の形状とサイズ180×180×50ミリメートルのボックス型。VESAマウントやDINレール(計画中)による設置もできる
長期利用工場などでの長期間の設置を想定。2025年までの長期供給と、供給終了後6年間の保守サポートを保証している。OSは長期間のサポートが可能なWindows IoT Enterprise 2019 LTSCを搭載する
GPUカードなどの搭載オプションの「拡張ボックス」を増設すると、PCI Expressボードの搭載が可能になる。拡張ボックスのPCI ExpressスロットにGPUやAIアクセラレータなどを搭載すると、画像解析やAI推論といった処理をエッジ側で実現できる
拡張ボックスの仕様拡張カードを1枚搭載できる「1スロットモデル」と、最大5枚搭載できる「5スロットモデル」の2種類をラインアップ。5スロットモデルはフルサイズのGPUカードを最大で2枚搭載できる
ケースの特徴製品は本体と拡張ボックスに分かれているが、外観上は1台のボックス型のパソコンに見える
価格(税別)■拡張ボックス 1スロットモデル
未定(2021年夏に決定予定)
■拡張ボックス 5スロットモデル
コンパクトボックス型コントローラ本体とのセットで55万円から
発表日2021年5月13日(拡張ボックス)
提供開始日2021年5月31日(拡張ボックス 5スロットモデル)
2021年9月22日(拡張ボックス 1スロットモデル)