リモートデスクトップサービス(RDS)とは:会社のWindowsパソコンを自宅から操作

 TeamViewerジャパンの「TeamViewer」は、遠隔地のパソコン画面をリモートで操作したり、拠点間で同じデスクトップ画面を共有してパソコンの使い方を遠隔サポートしたりできるリモートデスクトップソフトである。テレワーク時のリモートアクセスやITサポート業務などの用途に利用できる。

特徴

 少ない事前準備で利用できるよう工夫しているとする。端末間で直接通信するため、クラウドがボトルネックにならず、狭い帯域でもつながりやすくストレスを感じにくいという。セキュリティにも留意している。リモート接続時に2要素認証を使えるほか、管理ソリューションと組み合わせるとエンドポイント保護やEDR(エンドポイントでの検出および対応)を利用できる。

提供形態

 ソフトウエアとクラウドサービス。操作する側と操作される側にTeamViewerのソフトをインストールして利用する。クラウドサービスで端末認証を実施する。なお、操作される側のソフトとしては、遠隔サポートで一時的にアクセスを受ける利用者に向いた、ダウンロードして実行するだけのインストール不要なモジュールもある。

仕組み

 TeamViewerが動作しているデバイスから、TeamViewerが動作している別のデバイスをリモート操作できる。端末認証をクラウドサービスで実施し、認証後は端末同士が直接通信する。

主な機能

テレワーク

 テレワーク用途に利用できる。会社のパソコンにどこからでもアクセスして操作できる。ファイル転送せずに操作者の近くにあるプリンタでファイルを印刷できる。遠隔操作される側の端末の画面を暗くして、作業内容の覗き見を防止できる。上位版では、管理者が接続ログの確認やデータ転送の禁止などを設定できる。

ITサポート

 ITサポート用途に利用できる。複雑なサポートに対しては、複数のサポート技術者を同時に接続できる。

デバイスのメンテナンス

 デバイスのメンテナンス用途に利用できる。メンテナンス対象のデバイスにリモートアクセスして操作できる。

使い方

 操作する側と操作される側の両方で、TeamViewerのソフトを動作させる。ITサポート業務を効率化するため、他のビジネスソフト(TeamsやSalesforce.comなど)の画面にTeamViewerを組み込む使い方もできる。また、アドオンでTeamViewerにサービスデスク機能を追加できる。サービスデスクのチケット管理画面からリモートコントロール接続を開始できる。

稼働環境

 マルチプラットフォームで動作する。各種デバイスから各種デバイスをリモート操作できる。Windows、Winows Server、Mac、Android、Chrome OS、Linuxなど、各種のデバイスで利用できる。

 スマートフォン/タブレットに接続する場合は、別途「Mobile Device Support」(有償)が必要。スマートフォン/タブレットからパソコンに接続する場合は「Mobile Device Support」は不要。

価格・料金(税別)

リモートアクセス/テレワーク用途の場合、

  • 「リモートアクセス」(1ユーザー)が月額2500円
  • 「テレワーク」(10ユーザー)が月額2万8750円

リモートサポート/メンテナンス用途の場合、

  • 「ビジネス」(1ユーザー)が月額5000円
  • 「プレミアム」(15ユーザー)が月額1万円
  • 「コーポレート」(30ユーザー、同時接続3ユーザー)が月額2万円
  • 「Tensor」(ユーザー数/同時接続数無制限)が要問い合わせ

発表日

2021年5月12日(セキュリティ機能の強化)

提供開始日

2021年5月12日(セキュリティ機能の強化)