ニュージーランドDbvisit Softwareの「Dbvisit Standby」は、Oracle DatabaseのDR(災害時復旧)ソフトである。データを遠隔サイトでレプリケーション(複製)する。障害発生時には、データベースを手動で切り替えて事業を継続できる。国内ではインサイトテクノロジーなどが販売する。

「Dbvisit Standby」のWeb管理画面
(出所:インサイトテクノロジー)
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 仕組みは、Oracle Databaseのアーカイブログを暗号化し、定期的にRsyncコマンドで遠隔サイトに転送し、転送先のOracle Databaseに反映する、というもの。

 なお、Oracle Databaseの上位エディションであるEnterprise Editionは、データレプリケーション機能「Oracle Data Guard」を標準で備えている。Oracle Data Guardと比較したDbvisit Standbyの特徴は以下の通り。

 まず、Dbvisit Standbyを使えば、Oracle Databaseの標準エディション(Standard Edition)や廉価エディション(Express Edition)でもデータをレプリケーションをできる。レプリケーション機能のために上位エディションを購入する必要がない。

 さらにDbvisit Standbyでは、Oracle Data Guardと同等の機能(レプリケーション機能、手動でのスイッチオーバー/フェールオーバー)だけでなく、アーカイブログを圧縮・暗号化して転送する機能やカスケードスタンバイ機能などを利用できる。

Dbvisit Standbyの概要
用途と機能Oracle DatabaseのDR(災害時復旧)ソフト。データを遠隔サイトでレプリケーション(複製)する。障害発生時には、データベースを手動で切り替えて事業を継続できる
仕組みOracle Databaseのアーカイブログを暗号化し、定期的にRsyncコマンドで遠隔サイトに転送し、転送先のOracle Databaseに反映する
製品の位置付けOracle Databaseの標準エディションや廉価エディションでもデータをレプリケーションできる
バックアップ対象のOracle DatabaseOracle Database 10g R2から19cまで。エディションはEnterprise Edition、Standard Edition、Express Edition
バックアップ対象のOS環境Windows Serber 2008以上、各種Linux(x86)、各種UNIX(AIX、Solaris)
価格(税別)オープン
発表日2020年5月19日(Version 9.0)
提供開始日2020年5月1日(Version 9.0)
備考発表日/提供開始日と価格は、販売代理店であるインサイトテクノロジーのもの