アグレックスの「Precisely Trillium」は、顧客データの名寄せとクレンジングができるソフトウエアである。外部の法人データベースを利用して、顧客データに企業コードを割り振ったり、データの重複や表記のゆれを解消したりできる。
上位エディション「B2B Edition」では、ランドスケイプが提供する法人データベース「LBC」をセットで提供する。同時に、顧客データにLBCコードを付与する「テンプレート機能」を提供する。テンプレート機能では、顧客データに自拠点、本社、親会社、系列トップ企業――の4つのLBCコードを付与する。これにより、企業の資本関係や本社と事業所の関係を分かりやすくできる。
また、顧客データに付与したLBCコードとLBCの法人データべースを利用することで、顧客属性の補完、企業単位や企業グループ単位での名寄せ、ホワイトスペース(未開拓のアプローチすべき企業群)の抽出ができる。企業単位や企業グループ単位での取引状況の把握、企業の属性に応じた取引状況の把握にも利用できる。
LBCの法人データベースを使った顧客情報の補完では、業種、設立年月、資本金、代表者、本社所在地、従業員数、売上高、企業や事業所の状況などを顧客データに追加できる。これにより、顧客データの品質を維持できる。
Precisely Trilliumの概要
用途と機能 | 顧客データの名寄せとクレンジングができるソフト。法人データベースを利用して、顧客データに企業コードを割り振ったり、データの重複や表記のゆれを解消したりできる |
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特徴 | 上位エディション「B2B Edition」において、法人データベース「LBC」と、顧客データにLBCコードを付与するテンプレート機能を提供する。顧客データに自拠点、本社、親会社、系列トップ企業のコードを付与することで、企業の資本関係や本社と事業所の関係を分かりやすくする |
LBCコードを付与するメリット | 顧客データにLBCコードを付与することで、企業単位/企業グループ単位で名寄せし、企業単位/企業グループ単位で取引状況を把握できる。また、顧客属性を補完し、企業の属性別に取引状況を把握できる |
LBCデータベースによる顧客情報の補完 | 業種、設立年月、資本金、代表者、本社所在地、従業員数、売上高、企業や事業所の状況などを顧客データに追加できる |
価格(税別) | 法人データベース「LBC」をセットにした「Precisely Trillium B2B Edition」の場合、3カ月で450万円から |
発表日 | 2020年6月3日(B2B Edition) |
提供開始日 | 2020年6月3日(B2B Edition) |