リコーの「RICOH Interactive Whiteboard」は、白板に手書きで情報を書き込むホワイトボード機能を備えた、多機能の大画面液晶ディスプレー装置である。汎用の液晶ディスプレー装置でありながら、手書きの情報をオーバーレイ表示できる。手書きの情報は光遮断方式で検出する。ディスプレーの四隅に組み込んだセンサーと専用の電子ペンを組み合わせてホワイトボード機能を実現している。

「RICOH Interactive Whiteboard D6520」の外観
[画像のクリックで拡大表示]

 アピールポイントは、ペンを使った手書きの描き味を追求したこと。細かく微細に描いたり、素早く距離を移動させて描いたりできる、としている。描いた直後に画像処理を実施してギザギザな線を滑らかに補正する。意図した通りの場所に線を描けるよう、液晶パネルと保護ガラスとの距離を近くして視差ずれ(視線の先がペンの直下からずれる現象)も減らした。

 手書きの情報は、描いた後で編集できる。線の長さを変えたり、複数の要素をグループ化して移動/拡大縮小したりできる。専用ペンは消しゴム機能も備えており、線など要素の単位で消去できる。手書き文字をテキストデータに変換するOCR(光学文字読み取り)機能も搭載している。

 工場や建設現場などの過酷な場所に設置できるよう防じん仕様となっている。防じん性能は最上位のIP6X「粉じんが内部に入らない」よりも1段階低いグレードとなるが、「有害な影響が発生するほどの粉じんが中に入らない」ことを指すIP5X相当の防じん性能を持つ。

 ラインアップは3種類。画面サイズに応じて、55インチの「RICOH Interactive Whiteboard D5530」、65インチの「RICOH Interactive Whiteboard D6520」、75インチの「RICOH Interactive Whiteboard D7510」で構成する。液晶ディスプレーの解像度はいずれも4K(3840×2160)。

 最も小型の55型モデルは、縦型にも設置できる。会議室だけでなく小規模なミーティングスペースでも使いやすい。人の接近を察知してスタンバイ状態から自動で復帰する人感センサーも標準で搭載している。

RICOH Interactive Whiteboardの概要
用途と機能白板に手書きで情報を書き込むホワイトボード機能を備えた、多機能の大画面液晶ディスプレー装置。汎用の液晶ディスプレー装置でありながら、手書きの情報をオーバーレイ表示できる
手書き情報の検出方法光遮断方式。ディスプレーの四隅に組み込んだセンサーと専用の電子ペンを組み合わせてホワイトボード機能を実現した
アピールポイントペンを使った手書きの描き味を追求した。細かく微細に描いたり、素早く距離を移動させて描いたりできる
画像処理描いた直後に画像処理を実施してギザギザな線を滑らかに補正する
視差ずれの抑制意図した通りの場所に線が描けるよう、液晶パネルと保護ガラスとの距離を近くして視差ずれ(視線の先がペンの直下からずれる現象)を減らしている
手書き情報の編集手書きの情報は、描いた後で編集できる。線の長さを変えたり、複数の要素をグループ化して移動/拡大縮小したりできる。専用ペンは消しゴム機能も備えており、線など要素の単位で消去できる
OCR機能手書き文字をテキストデータに変換するOCR機能を備える
防じん性能工場や建設現場などの過酷な場所に設置できるよう、IP5X相当の防じん性能を持つ。「有害な影響が発生するほどの粉じんが中に入らない」ことを指す
解像度4K(3840×2160)
モデルD5530D6520D7510
画面サイズ55インチ65インチ75インチ
価格オープン
発表日2020年6月4日(ラインアップの刷新。4K解像度化や75インチモデルの追加など)
提供開始日2020年6月12日(ラインアップの刷新。4K解像度化や75インチモデルの追加など)