Zabbix Japanの「Zabbix Enterprise Appliance」は、オープンソースのシステム/ネットワーク監視ソフト「Zabbix」を、小型サーバー機にプリインストールしたアプライアンス機器である。同社は、ラトビア共和国Zabbixの日本支社だ。

「Zabbix Enterprise Appliance ZP-1500」の外観
(出所:Zabbix Japan)
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 専用エージェント(各種UNIX/LinuxやWindows)によるサーバー監視のほか、SNMP(Simple Network Management Protocol)監視、リモートログイン(Telnet/SSH)とコマンド実行によるサーバー監視、ポート監視(ネットワークサービスの死活監視)など、各種の方法で監視する。

Zabbixの管理画面
(出所:Zabbix Japan)
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 搭載しているZabbixのバージョンは現行版の5.0。Zabbix 5.0はそれまでのバージョン4系と比べ、いくつかの機能を強化している。例えば、Go言語で開発した新しいエージェントソフトを導入している。プラグインで機能を容易に追加できるのが特徴だ。

 アプライアンス機器なので、Zabbixのインストールや初期設定は不要。さらに、監視データを格納するデータベースのパーティショニングやSNMPトラップの設定など、各種ミドルウエアを設定済みの状態で提供する。

 管理マネジャー機能を含んだフル機能のZabbixを搭載したモデル(1Uラックマウント型)と、監視プローブ専用のZabbixプロキシーを搭載したモデル(手のひら大)を用意している。さらに、仮想アプライアンス版も用意している。

 仮想アプライアンス版は、仮想サーバー上にOSとZabbixをインストールした仮想マシンイメージを、OVA(オープン仮想化フォーマット:Open Virtualization Format Archive)ファイルの形式で提供する。Zabbixのサポートサービスに加入済みのユーザーは、無償でダウンロードして利用できる。仮想アプライアンスにも、フル機能版と監視専用版がある。

Zabbix Enterprise Applianceの概要
用途と機能オープンソースのシステム/ネットワーク監視ソフト「Zabbix」を、小型サーバー機にプリインストールしたアプライアンス機器
搭載するソフトウエアZabbix 5.0
監視方法・専用エージェント(各種UNIX/LinuxやWindows)によるサーバー監視
・SNMP(Simple Network Management Protocol)監視
・リモートログイン(Telnet/SSH)とコマンド実行によるサーバー監視
・ポート監視(ネットワークサービスの死活監視) など
モデル構成管理マネジャー機能を含んだフル機能のZabbixを搭載したモデルと、監視プローブ専用のZabbixプロキシーを搭載したモデルを用意した。仮想アプライアンス版も用意した
モデル名ZS-7500ZS-5500ZP-1500
機能フル機能のZabbixZabbixプロキシー
本体形状1Uラックマウント手のひら大
価格(税別)49万8000円29万8000円14万9000円
保守費用(税別)年額10万円年額3万円
発表日2020年6月8日
提供開始日2020年6月8日